文句あんのか | ナノ
普通に怖い


「…せっちゃん、心臓に悪いから校門前で待ち伏せは止めてくんねえ?」

[すまない。急用があって連絡を忘れていた。]

「はーい皆様ご覧あれ、都市伝説の首なしライダーさんですよー。」

[死にたいのか遼。]

「棒読みの時点で冗談だってば。と言うかさ、俺は生きてる人間限定で調べてる奴だからせっちゃんの事あんま知らねえ。」

[静雄が会いたいそうだから乗ってくれ。]

「それこそ俺を行動不能にするある種の死亡フラグだから一回誰かんち寄ってからにしてくれ。制服イコール女装扱いなんだぞ。」

[遼は女の子だろう。]

「せっちゃんだけだ。俺を女の子と言う可愛らしいカテゴリに分類してくれる奇特な人。用事あっから時間あんま取れねえぞ。」

[私は依頼をこなすだけだからな。]

「んじゃ一番近いのは…俺んちだな。スカートでバイクってタマゴが見たら卒倒しそうだな。」

[とりあえず乗ってくれ。道は覚えた。]

「へいへい。みっちゃん後でなー。あやちゃんには遅れるって伝えといて。骨折したらゴメン。」

「もう少し穏やかに生きる努力をしろ。」

「俺から殴りかかる回数減ったじゃねえか。へーちゃん沸点があかやん以下だから死にはしねえけど腕だの足だのやられておかしくねえって。」

[すまないな、手塚君。出来るだけ騒ぎにならないようにする。]

「宜しくお願いします。」


いつ知り合ったセルティと手塚。なツッコミは遼さんちでご飯指導してたとこで鉢合わせたと解釈してください。

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