文句あんのか | ナノ
秘技星一徹クラッシュ
「…わりぃんだけどさぁ、俺今頭に血ィ上ってっから手加減出来そうにねぇし自殺の名所なら案内してやんぞ。」
「あら、気付いたのね。いい男じゃない。少し細めだけど…ボスと互角にやり合って生き延びたラッキーボーイ?」
「俺は女だぁぁぁっ!!」
「あら、アタシと同じ仲間なの?」
「性別選んで生まれられたら男に、はいって○ボタン連打するっ!」
「…ホントに女の子だったのね。まぁいいわ。アタシはルッスーリア、ルッスって呼んでね。遼ちゃん。大した馬鹿力ねぇ…。女の子で標識引っこ抜いて投げつけるなんて。」
「クスリも実験もやってねぇ天然100%だからな。変なの急に増えやがって世界まで調べるハメになった上にセキュリティ厳重だからロクな情報出て来ねえし無駄だったぜ。」
「アタシが教えてあげましょうか?今から任務終わって帰るところだったのよ、ホテルだけどね。」
「あー、マグロ関係者か?そりゃ出て来ねえワケだ。つーか一般ピーポーにそんなトップシークレット教えていいのか?」
「知ったところで遼ちゃんは何もしないでしょ?遼ちゃんは売られた喧嘩は買うけどそれ以外は面白くない生活だもの。」
「喧嘩買ってたらこうなってんだけどな。頭冷えたら眠くなったし帰るっておい!お前も充分馬鹿力じゃねぇか!」
「ルッスよ、遼ちゃん。スウィートで語り明かしましょうね〜。ついでに女の子なんだからお顔の怪我も治しましょ。」
「…毒気抜かれんぞルッスさんよ…。」
「アタシと遼ちゃん、鏡みたいじゃない。」
「つーかさ、ボスって誰だよ。嫌な予感しかしねぇぞマジで。」
「ザンザス様。名前だけ言っても判るでしょ?」
「サノかよ。兄ちゃんロクな部下持ってねえな。殺しに特化しすぎだろ。受験生の敵といいルッスといい、キャラ濃すぎ。」
「ステキな人よ、ボスは。受験生の敵って誰かしら?予想はしやすいけど。」
「スペルビ・スクアーロって歩く騒音。外国語でヴァリアーの説明されて思わずテーブルで一徹ごっこやっちまったんだよな。」
「何語かしら。アタシ達七カ国語以上話せるからわかんないわ。」
「こちとら英語どころか日本語も怪しい義務教育真っ最中なガキンチョなんだけど。」
「ヴァリアーに入るなら教えるわよ、アタシの話せる言葉。」
「日本人でいさせてくれ頼むから。」
眠気には勝てない。スウィート行った途端爆睡。何度か睡眠妨害されてスクアーロにあれこれ投げてボスの親戚とまでルッスに言われるのでした。
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