文句あんのか | ナノ
学校はリングじゃない


「よぉ佐々木!部活動には入ってなかったよな!?俺とボクシングで極限青春しようではないか!」

「帰宅部。つーか俺は見ての通り女子中学生だから無効だろ。」

「女装趣味でもぐはっ!」

「あ、つい鼻にストレートきめちまった。制服また代えなきゃいけねぇな。」

「お兄ちゃん!佐々木先輩…お願いですからお兄ちゃん殺さないで下さい。」

「死なないと思うけどな。一応救急車呼んだ方がいいんじゃね?ガラスブチ割ったし。」

「佐々木…また風紀を乱したんだね。何度でも戦いなら受けて立つよ。」

「負けた記憶忘れてんのか都合のいい頭だな。それともぶつけすぎで吹っ飛んだか?」

「ペラペラとよく動く口だよね。永遠に封じてあげるから。」

〜しばらくお待ち下さい〜

「くさやー。悪いんだけどヒバキョン伸びてっから後片付け宜しく。俺も鎖骨ヒビ入ったし病院行くから。ヒバキョンも内臓やっちまったかも。」

「…分かりました。」

草壁=くさや

- 158 -


[*前] | [次#]
ページ:






メイン
トップへ