vs総司




「土方さんがちゃんと守らないからこうゆう事になるんです」
「まさかこんな事になるとは思わないだろう」
「この子に何かあってからじゃ、遅いんですよ」
「あいつは…、一人でやりたいと言ったんだ」
「それが何だって言うんです?守れなかったから、責任転嫁ですか」
「そうゆう訳じゃねぇ」
「僕は土方さんだからこの子を譲ったのに、あんたは何をしていたんだ」
「…」
「この子を守ると誓ったのは土方さんじゃないですか。あれは嘘だったんですか」
「嘘じゃねぇ」
「この子に危険が迫っていた事にも気付かず、呑気に俳句なんか綴って。何が嘘じゃないんですか」
「……」
「土方さんがしっかりしていればこんな事には、ならなかったんだ!」
「総司…」
「やっぱり、あんたなんかに任せるんじゃなかった」
「……」
「これからは僕がこの子を守りますから」
「な、」
『あ、あの〜』
「あなたにはもう任せていられない」
「待て、総司!」
『土方さん、沖田さん、ちょっと』
「君は黙ってなよ」
『…』

(お料理で、指切っちゃっただけなのに)




20090523
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