銃兎/ヒプノシスマイク

短くてどうしようもないないやつ



そーっと近づいて彼の首筋に自らの手を当てる。冬の冷気にさらされた私の手は氷のように冷えていて、それに驚いた彼がびくりと肩を揺らした。ケラケラ笑いながら、

「びっくりした?」

と、問うと、彼はこめかみに青筋を立てながら振り向いた。

「ふふ、銃兎は手袋してるから仕返しできないでしょ。我ながらいい作戦」
「何がいい作戦なんですか。職務妨害で逮捕しますよ」
「職権乱用するな!」
「はあ、夜に覚悟していてください」
「きゃーえっちー!でも残念でした〜!今日は私夜勤なんです〜。ね、だから会いに来たの、」

少し照れたようにそう告げると、さっきまでの怒り顔は一変、呆れたような顔をしてため息をついた。



ヒプの推しは独歩です

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