レオ/死神パロ

ふわり、とかすめる風の匂い。
それは夏にしては冷たくて、思わず風上である後ろを振り返った。

ふわり、と黒いベールが舞った。
真っ黒な衣装に身を包んだ男はそれと相対する太陽のような髪色をしていて、ぴたりとあった目は透き通るライトグリーンの色をしていた。一番目立っていたのは自身を象徴するような大きな黒い鎌。

「ああ、お迎えが来たのね」

ふわり、と私の顔はほころんだ。
死を受け入れるように彼に向けて大きく手を広げる。早く殺してと言わぬばかりに。


死神レオと死にたがり少女。
ホラーハロウィンのデザインが最高すぎてインスピレーションが止まらなくなったゆえの産物。
話のプロットは全部立ってるので書く気になったら書きます。ただしありきたりすぎてどうしようかなあ。

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