探検三日目 音を奏でる鳥――シャルに呼ばれて、ポスターに。 シャルは初めての依頼をこなしてほしい、と言ってきた。 バネブーの依頼で、真珠を探してほしいとの事だった。 そんな事は簡単すぎて、10分程度で帰ってこれた。 シャルはとてもビックリしたようで、こちらをマジマジと見てきた。 ギロリ、と睨むと、シャルはすこし体を震わせて、さっさと仕事に戻っていった。 収入は3000ポケ。 実際のところ、300ポケだったらしいが、睨んだせいか、3000ポケ手に入れた。 そのおかげで、もっと強くなり、レインは、吹雪を覚えた。 だが、ポケは1000ポケになった。 一仕事終えたあとは、ご飯だ。 ムシャムシャと食べた。あんまりお腹は空いていなかったけど。 夜、レインが話しかけてくる。 「他人に喜ばれる仕事って、やっぱり悪い気分じゃないよね。親方も、噂ではすごく恐ろしい人かと思ってたけど、ずっと優しそうな感じだったし……朝礼のときはビックリしたけどね」 そんな事を言って、レインは寝た。 僕も早く寝よう。 ――明日は、もっと疲れそうだから。 |