Water pool

雨が降って、“それ”が僕になりました。


美しい空色の

汚らしい泥色の


時々、小さな子供の長靴。

ときどき、犬の足。


そのうち、雨が止んで

暖かくなって、



 僕は、消えます。


でも、寂しくないんです。

悲しくもないです。


だって、雨が降ったらまた、会えるのですから。


2009/09/05 16:21:15

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