奇跡ってきっときみとぼく | ナノ



さよなら足手まといだった良心 三輪
都合のいい嘘と沈みます スティーブン
うそつきはいつかしぬ クラウス
ごめんねで終わるはずだったディナー クラウス
姉はうつくしく兄はたくましく妹はきひんあふれ弟ははくしきで母はやさしく父はつよく神はざんこくで クラウス
モーニング・モンスター 黒尾
ごめんとすきのはざま 赤葦
不ぞろいに塗られたマニキュアがいやらしく光る 赤葦
Good night on the death.(最期のおやすみ)
ああもう終わりなんだね、だってもう声がでない
愛されているきみになんてわかるはずない
愛していたよ、おいおい泣くんじゃあないああそうかきみは高性能だからきっとこの先がわかるんだろうね、けれど泣いてはいけないぼくがきみを愛していたのは事実なのだから、さあ春だよきみが嫌いな春になった、ふたりでさようならを言おう
悪意のある愛してる
明日にはとなりにきみがいてほしい
あしたを生きるおまじない
あなたの犠牲になりたい
あなたの最期をおれは見たい
あの子にはしられない秘密がぼくとあなたのなかにはある
あの時した指切りがよもやきみを苦しめるとは思わなかった
あの日の罪の時効をまだ待っている
いけないことをする?
いたずらをするには手遅れ
いつかはいなくなってしまうおれをひきとめたおまえのひとみはうるんでいた
いつまでもきみはそのままでいて、そういったあなたは止まりました
いつまでも子供だったぼくが悪いのです
いまさらだけど幸せそうに笑うきみが憎くてたまらなくなりました
いよいよきみは届かないものになった、呟きたくともきれいなきみの前ではぼくは、やさしいぼくではないといけない。ああ、もどかしい、もどかしい、いっそのこときみを水槽にいれて飼えばいいのではないか、なんて邪心がうずまいていることをきみは知らないんだろう。
うずくまって憎むのはもうやめにしよう
嘘つきなベッド
うそなのにきみはよろこぶからぼくはまたうそをついてしまう
うつむきぎみにだれかがわらった
追い詰めてあげる
おしまいを嫌う青い約束
おまえが泣崩れる姿を見てみたい。ひずむおまえの瞳を舐めてみたい。よごれたおまえを愛したい。
おまえを愛したのもだれかの罠らしい
おやすみレディ
おれにとっておまえは掃きだめでしかない
女の子ってこわいもの
かわいそうなおまえがいとしい
起動音のする恋人
きみが愛している人にぼくはなれることはないんだろう
きみが横にいてぼくの名前を呼んでくれるだけでよかった
きみに嘘をつく勇気をください
きみのくちびる、何円ぐらいするの?
君の心の傷を撫でてあげる
きみはあの子と話しているときが一番輝いている
きらきらしている失恋
薬指はからっぽですので
首元をつたうそのかおり
幸福なんてありゃしない、あんなものただの麻薬だ
心は弱く汚い弱虫ですがあなたを好きでいていいですか
さよならおやすみすきでした
サンドイッチと炭酸の強いジンジャーエイルを飲んで、咳き込んだあなたの照れた顔がひどくいとおしくて
しあわせさ、なんたってきみがいるんだもの
しあわせの四文字がどうしても手にはいらない
死んだおまえが会いにくる
少しだけ好きだったかもしれない
ずっときみの憧れでいたかったなあ
せやから、すき、です
そういえばきみはぼくのことが嫌いでぼくはきみのことが嫌いだったな
そういって笑うおれはおかしいですか
そっちはどうあなたはしあわせ?
それから手のひらをなぞってゆっくり指を離した
それはまるで殺人現場
誰にも知れない隠れん坊
できそこないでもいいって笑ってくれたから
どうかおまえがうつくしく生きれるように
どうかきみがねしあわせに、しあわせに、ぼくを忘れますように
どうもぼくには幸せはつらいものらしくて
どうもぼくにはなにかが足りないらしい
夏は来ましたがあなたは幸せですか
なにもしらないくせに寝息をたててるおまえが憎いんだよ
なら屍に成り下がるか
眠れない午前二時に囚われる
のびた影があなたに追いつけばいい
吐き気のする幸せを知っているかい?
ひだりにぼくの知らない彼がいる
ひとにはいえない夜がある
ひみつのメールアドレスに幸せを送る
ふたりはいつだって同じ罪を犯しているのだ
へそまがりが泣く
弁解してよハニー
ぼくがほんとうにいいたかったことはあんなことじゃないのに
ぼくだけだと思いたかった
ぼくだけにきみの大切な嘘を教えて
ぼくはあなたに嘘をつきましたそれでもあなたは笑顔でした
まだあの夜に取り残されている
またねの呪い
まだ待って覚悟は出来てない
耳元では爆音で音楽がなっている、いつまで僕は動けないままなのだろう
もう記憶からきみを探せないんだ
もうさよならのときだよ
もしも、もしもだよ、きみが、ぼくを、覚えていたなら、
脆い関係を絶つにはおれは臆病すぎるのだ
約束したの、ぼくがあなたを見つけるって
愉快な誘拐
よからぬこと
汚れているのはぼくのほうなのでした
檸檬の香りが仄かにする最後の手紙
笑い声が木霊する、ああ、もう、おや、すみ

へそ
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