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ボキボキって骨鳴らすなよ!
晋助がやるとマジで怖いから!!
はぁ…仕方ないか。
何だかんだで、コイツとは長い付き合いだし。
なーんでこんな奴と仲良くしてるんだろ私…。
兄さんには「あまり関わるな」とか言われてるけどオール無視。
晋助の隣りに腰を下ろし、先ほどの事を話すため私は口を開いた。
「さっき近藤さんに殴られた」
「あのゴリラがァ?お前を殴る訳ねェと思うが…(すっげェ溺愛しててウゼェくらいだし)」
「昨日、天人高の奴等…大体30人くらいかなー…と喧嘩したんだよ」
「よく平気だったな」
「まぁ私だし。その内の何人かがさぁ…骨折しちゃったらしくて。私的には向こうから売ってきた喧嘩だから自業自得だと思うんだよね」
「そりゃそーだろォな」
「でも、近藤さん達には私から向こうに喧嘩売って大怪我させたって事になってるみたいでさ。んで、近藤さんに頭冷やせって…」
「言わなかったのかよ?」
「言ったよ。喧嘩売ってきたのはアッチだって。でも、頭に血が上ってるあの人にゃ通じない」
言って、未だズキズキしてる頬に触れる。
頬も痛いけど、心も痛い。
あんな簡単に崩れるモノなのかな?信頼や友情ってヤツは。
少しくらい、話を聞いてくれても良かったと思う。
てゆーか、一応女の子なんだからも少し優しく扱ってくれよ。
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