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「自分で見てみろ」
「……わーお…」
起こされ、自分で自分の傷を確認すればそこは赤っぽく青っぽく…何か紫色の痣ができていた。
痛い…。コレは痛そうだよ。
って自分の事じゃん!(一人ツッコミ)
「不意打ちだけでここまでやれるか?」
「できたんだねーそれが」
「ホント馬鹿だな」
また溜め息吐いて、救急箱から湿布を取り出した。
後で湿布買いに行かなきゃなぁ…。
「ぴぎゃッ!!」
「…もーちょい色気ある声出せよ」
「うるっさい!」
めっさ冷たい!湿布だから当たり前なんだけど冷たい!
お腹だから冷たさが倍増するんだよね。
「サンキュー兄さん」
「あぁ。…あんま無茶ばっかすんなよ」
立ち上がり、私の頭にポンと手を置いて兄さんは救急箱を元あった場所に戻しに行った。
何だかんだで、良い兄貴だからムカつく。
なるべく…心配させない様にしないとな…。
兄貴
(カレーにマヨネーズうめー!!)
(だから言っただろバーカ)
(マヨネーズ大好き!兄さん大嫌い!)
(ンだとゴラァ!?)
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