もしも妖怪ならば。 | ナノ

居候の彼。


私は、とある人と住んでいる。
…否、住み着かれていると言った方がいいだろう。

その人の名は星月琥太郎。
なんでも"ぬらりひょん"とかいう妖怪らしい。
のらりくらりと現れる琥太郎さんは、今日も私の家
に現れた。
「おかえり、名前」
「またやって来たんですか、琥太郎さん」
私が家に帰ると既に琥太郎さんは、ソファでくつ
ろいでいた。
「ここは琥太郎さんの家じゃないんですよ?そこん
とこ、ちゃんと理解してますか?」
「分かってるよ」
「だいたいなんでこう毎日毎日私の家に来るんです
か?琥太郎さん、モテる顔してるんだから家に入
れてくれる人たくさんいると思うんだけど」
半分嫌味で言ってやった。
サラサラの長い髪は誰が見ても羨ましいと思う髪で
、綺麗な翡翠色をした瞳は吸い込まれてしまいそう
目をしていて…
顔なんて、女の私よりも女みたいに整っていて…

あぁ…なんか自分で言ってて切なくなってきたよ…
琥太郎さん、呆れて他の人の所に行っちゃうのかな
あ…
こんなこと思うなんて、まるで琥太郎さんのこと好
きみたいじゃん
ないないないっ!絶対無いっ!私が琥太郎さんのこと
好きだなんて、一ミリも無いっ!
きっと琥太郎さんだって、私のこと恋愛対象として
みてないんだから。

だけど、琥太郎さんが発した言葉は予想外の言葉だ
った。
「名前に会いたいから来てる……そんな理由じゃ
駄目か?」
頭が真っ白になった。
琥太郎さんが、私に会いたいから来てる…?
「琥太郎さん、今日はエイプリルフールじゃないん
ですよ?そういうのは、本命の人に言わなきゃ」

すると、ソファから立ち上がった琥太郎さんは私の
方に近付き…
………抱きしめた。
「これでも嘘だって、思うか?…信じてくれなくて
もいい。名前………好きだ」

抱きしめられたぬくもりは温かくて。
ああ、嘘じゃないんだなって感じた。

お父さん、お母さん、至って普通の女の子に育った
はずだったけど、どうやら私、妖怪と恋を始めてし
まいそうです。

((琥太郎さん、私も好きです))

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はじめまして。
琴咲凛音(ことさき りおん)です。

妖怪と聞いて、幽霊かぬらりひょんかで迷いました。どちらにしても、ギャグっくにしたかったのですが、なんだこのグダグダ感!!
駄文ですみません。ジャンピング土下座します。

話の構成もぐちゃぐちゃ。
読んでくださった方、ほんとありがとうございます!そしてなにより、×××ならば。様、ありがとうございましたっ!

4月30日
×××ならば。の妖怪ならばに提出





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