某スマフォアプリを凌牙にしてみたような何か/画面端にちまい凌牙がいる感じでお読み下さい/会話文



「凌牙、お前はオービタルよりは有能なんだろうな?」
『てめぇは俺にどこまでの機能を求めてやがる。機能説明読んだのかよ』
「読まない派だが」
『……[喋った凌牙]の説明はコレだ。読め、叩き込め』
「何だ、朗読はしないのか」
『今のカイトがしてるようにマイクアイコンから何か吹き込めばいい。そうしたら自動検索開始。以上』
「……随分投げ遣りで大雑把な自身の説明だな」
『うぜぇ きちんと正しい活用しろよ』
「ああ、そうだな。調べモノか――きゃ、ら、め、る」
『……。ん。人気のある洋菓子店のキャラメル、ネット販売限定品はこの通販サイトが割引で500円安い。手作りキャラメルの詳しい作り方はこのページ。キャラメルについての詳細はここだ』
「……」
『なんだその阿呆面。不満か。……不満ならサポートセンターに繋げる。問題点を打ち込んで送信するといい』
「いや、想像以上に仕事をしたから驚いただけだ。手作りサイトを登録しておこう」
『これくらいは、出来る。使用者のニーズに応えられるようになってるつもりだからな』
「利口だ」
『……ふん』
「もう少しデレたらどうだ」

『……んふんふ』
「……それはなめこか?」
『アレ好きだ。お前も栽培しろよ。でもって俺の隣に置いてくれ』
「使わないから意味ないだろう……まあ、置くだけならば構わないが……」
『フ、既にダウンロード済みで今俺の隣に置いたぜ』
「凌牙貴様、読んでいたな!」
『デュエリストならば相手の手札を読むのは基本だろ』
「俺が諭されるだと!」
『あ?そんな事言うならカードカタログの情報、やらねぇぞ』
「くっ……主人に向かって生意気な」
『ぬわっ、おい!突くなこの野郎!』
「間抜けな効果音が鳴るんだな、面白い」
『むぐっ』


Wが使ったら
「最新のカードカタログが見たいんだが」
『……チッ おらよ』
「自棄に冷たくないか」
『仕様だ』
「……、……」
『これくらいで落ち込むなよ……』
「いや……せめてアプリくらいには優しくされたかったな、と」
『あー、[兄弟喧嘩 和解]で調べてやるぞ?』
「……頼む」


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