なんだかんだで仲が良いようなW凌/会話文




「おい、てめぇが食いたいって押し掛けてきた癖に炬燵で寝るな」
「う……。ああ、すみません凌牙。炬燵の魔力にすっかり嵌められてしまって……お粗末なデュエリストへのファンサービスをするより気持ちがいいから質が悪いですよ全く」
「自堕落な……電源切んぞ」
「それはいけません!凌牙だって寒いのは嫌でしょう?冬はコレと鍋ですよ。さあ、両手に持っている鍋を此方へ!」
「うぜーよ たく、材料だけ無駄に持ってきやがって。俺はアンタの世話役じゃな……おいW、蜜柑毟ってないで卓上コンロに着火だ」
「ホタテと鱈は入れましたか?」
「あ?豆腐の下に入れてあるから崩さないようにしろよ」
「勿論」

暫くぐつぐつ煮込む


「おや寄せ鍋ですか」
「文句あるのか」
「いいえ、新妻の料理ならば何でも美味しくなりますよ」
「……」
「割と本気で言ったんですが気に入りませんでしたか」
「白菜だけでいいな、W?」
「悪かった」
「素に戻りやがった……まあいいか具をよそってやるから椀寄越せ あとぽん酢取ってくれ」
「ん。鱈とホタテは多めに」
「野菜も食え。栄養が偏る」
「凌牙が言うのでは……仕方ないですね、食べてあげましょう」
「そうだな食え」
「鍋を食べ終わったら、久々に凌牙も頂きたいですし」
「……。食い終わったらV呼んでお前はお帰り願おう」
「ハハ、それが易々と通るとでも?食後に運動もいいだろう」
「ほざけ」



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -