無駄な二酸化炭素しか吐かない唇など、縫ってしまうのが良いに決まっている
言い訳はいらない、本意が欲しい
その唇を赤い糸で縫ってしまえば、君はもう何も言えないよね
頬杖をついて向かい合うカフェで、お前がフォークを置いたその瞬間、きっと私は珈琲を浴びせるのだ
言葉の行方も知らないまま言葉を紡ぐ私たちを魚は愚かだと笑うのだろうか
(煩わしいのは大嫌いなのさ)
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