大好きだといえばきみはわたしの首を絞めて埋めてくれましたか?

泣いたところできみは帰って来ないのです。分かりきっているのに、頬は濡れるばかりです。

飲み込んだ闇で飼育したそいつはあまりにもぼくに似すぎていた

動けない箱庭でぼくは死じゃなくてきみを待ってるんだ

首輪がない首に纏わりつく不快な痕は首がないわたしにはわからないよ

一思いに呼吸を奪ったその後にご褒美のキスをしてくれたなら、きっと天国に行ける


もう1度だけ目を閉じて、あの夜のサーカスを渇望するの


「味のないホットケーキほど、つまらないものはない」


愛にならない恋を食べ漁った青春で失ったのは処女で、手に入れたのは何だったっけ?

愛している愛していると呪いをかけられてわたしはまた千年眠る

性行為とかじゃなくて、プラトニックでもなくて、求めるのは1つ

咲き乱れたわたしを枯れる前にどうか、ああ


「おやすみ」はあまりにも優しくて残酷なお別れだった
 


 
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