メイン
◆亜空前提スマブラ設定
├“亜空の使者”事件
└創造神と破壊神
サブ
◇亜空無し前提スマブラ設定
└マスターの招待状
▼共通設定
├日常生活
└世界の理(ルール)
→【“亜空の使者”事件】
亜空間の支配者・禁忌の存在であるタブー(taboo)が引き起こした、多次元時空間(※正式名称は後述)の“世界の切り取り”による事件の総称。スマッシュブラザーズX発端の起因であり元凶。
禁忌とされる圧倒的かつ絶大なる力を所有するタブーは故に亜空間にしか存在を許されなかったが、ある時に数多の空間を流浪する創造神マスターハンドの存在を知り、かの存在を利用しての自らの理想世界の構築に着手する。
創造神マスターハンドは好奇心の塊であり、亜空間という新たな材料に興味を示したお陰で難なく、かつ容易に拘束されてしまった。哀れ。
当初はタブーの指示通りに創造力を用いて略式的に多次元時空間、通称スマッシュブラザーズをほんの思いつき程度で作成。
(※当サイト内での正式名称は『多次元乱立混沌融合模倣的秩序形式制御機構虚数存在概念変異因子境界隔絶基幹仮想疑似実体化異相領域複製転写時空間』である)
しかし創造神たる名称は伊達ではなく、創造の力を利用されることへの危惧から完全な支配下に置かれる数瞬にも満たない限られた条件でありながら緊急手段的に様々な時空間に干渉。
この過程でタブーに対抗できるであろう、“あらゆる世界”の“あらゆる可能性”の“あらゆる強者達”を召喚する。
希望をかけた決死の願いが幸を成し、一部の面々にはマスターの意志が伝えられたが、思惑を察したタブーの妨害によって大半以上のメンバーが事情を説明されずに困惑する事態に陥る。
また、召喚された時期や場所が散り散りになり、メンバーの一部が亜空軍に参加するという不測事態も招いた。
それでも禁忌の存在に対して勝利を飾れたのは正に奇跡としか呼びようがない。
タブーを打倒し、亜空の使者事件は収束した。
この後は本来であれば混沌と秩序が入り混じり絶妙なバランスで存在を保つスマッシュブラザーズという曖昧模糊な世界は“乖離”し、メンバーは元の世界に帰還する予定だったが―――うっかり屋の創造神が『帰るべき世界の道標』を見失ったことで一時保留になる。
緊急手段的な力の行使及びタブーの妨害が原因と思われるが、創造神たる存在の失態として責任は重大と理解しているマスターハンドはスマッシュブラザーズ以外の世界の時間を停止。速急に解析を急ぐ旨をメンバーに伝えた。
その間はスマッシュブラザーズの世界に滞在という形で収まり、元の世界に戻るまで時間が余りあるという意見により大乱闘が発足。
そして『大乱闘スマッシュブラザーズ』が確立した。
→【創造神と破壊神】
創造神マスターハンドの対存在として位置するのが、破壊神クレイジーハンドである。
マスターの『無から有を生み出す』という創造の無限増加連鎖に対し、クレイジーは『有を無に帰す』という破壊の無限消滅連鎖を成す。言わば絶え間無い創造を押し留める防波堤のような存在。
兄弟の認識があるとするならばマスターが兄でありクレイジーが弟の立ち位置に当てはまるものの、鏡に映した自分と考えた方が無難な関係。
マスターはうっかり紳士だが、クレイジーはしっかり器用貧乏といった、とことんまで正反対な性格である。
“亜空の使者”事件において、クレイジーハンドの果たした役割は実のところ一つのみである。
というのも対存在であるマスターハンドがタブーの支配下に置かれてからは『創造の破壊』としての存在意義が薄れ、消滅の危機に晒されていた為。
傀儡と化した己の半身マスターハンドがタブーの支配の影響をクレイジーに与えまいと故意に繋がりを断った事が最大の要因であるが、これがタブーの目を欺く結果となり災い転じて福となした。
しかし如何にお飾りの人形であったとしても創造神として表舞台に立っていたお陰で、クレイジーは実体化できなくとも一応は現世に留まることが出来たと言える。
タブーがマスターハンドを見放してからは本領発揮。
繋がりが復活し開放されてからは一部のメンバーに接触する。
幾何か弱体化していたものの、破壊作業の一助として最終的にソニックを導き、タブーの力の源泉である“翅”に一定の破壊サイクルを仕掛ることに成功。
これによりタブーの最大技『OFF波動』の使用・再生能力を限定的に封じ込めた。
◇サブ
→【マスターの招待状】
創造神マスターハンドが暇を持て余した結果、閃いたアイディアが“あらゆる世界”の“あらゆる可能性”の“あらゆる強者達”を一同に集め、技量を競わせる大会を開くことを思いつく。
善は急げというように仮定的にスマッシュブラザーズを構築。様々な戦闘の為の舞台を整え、残るは役者の獲得のみとなった段階で招待状をばらまいた。
いつでも参加可、興味があれば是非ともお願いしたい。優秀者には願いを一つ叶える権利が与えられる。
───という旨を記し、反応があるまで待機。
そうしてポツポツとメンバーが集い、大乱闘スマッシュブラザーズの開催が宣言された。
※ちなみに亜空設定の場合は各世界への道標は見失われているが、この世界ではマスター自らが招待状の送り先を解明しているため、普通に行き交いが可能である。
▼共通設定
→【日常生活】
マスターハンドはメンバーの生活全般を請け負うために、存在が曖昧になりがちなスマッシュブラザーズにおいて情報の確定保有率が最も高い場所に“屋敷”を構築。
全員の住居希望を余すことなく反映した造りであり、一人につき一つの自室を提供している。
食堂、休憩室、遊戯場、庭園、訓練所、自動売店、コイン精算場、記録室、厨房、洗面所、映画館……メンバーの希望があればこのような施設は即日追加される。
反面、人数が人数だけに廊下の長さや接地面積が拡大した結果、内部構造が複雑化。
問題解消のために特定の場所に通じるワープホールを設立したが、時折迷子を発生させるような構造になってしまったのは否めない。
尚、立ち入り禁止区域も存在するが、マスターの許可が無ければ如何なる手段を講じようと屋敷の入り口に辿り着く設定になっている。
→【世界の理(ルール)】
00.この世界は“スマッシュブラザーズ”である
01.外傷又は病気による『死』の脅威は存在しないものとする
02.死に値する損傷度を負った場合、スマッシュブラザーズの理の内部に存在する限り『フィギュア化』の制約を受ける
03.『フィギュア化』を解く手段は2つ。外部の人間に再生の意志を込めて接触される、又は創造神が設計した“バッチ”の付加効果のみとする
04.軽度の損傷を受けた場合、時間の経過及び自らの疲労の負担と引き換えに治癒力が高まり必ず完治する
05.大乱闘以外の死闘を禁止する
(しかし自主訓練や鍛錬目的の試合は可である)
06.示された日程外の行動は自由であり、予め設定された外部の世界への外出は前もって創造神もしくは破壊神に申請する
07.混沌を目的とした人為的な時空間の干渉は不可とする
08.創造神及び破壊神への挑戦は何時如何なる場合でも可能である
09.この世界の構造物を他の世界へ持ち出す行為を禁止する
10.大会の優秀者には如何なる願いも一つだけ叶える権利が与えられる
※禁止行為を働いた場合、大会参加の資格剥奪及び行動範囲の縮小を断行するものとする。
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