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注意。
題名と内容は異なっていたりします。バカップルリンゼルということで。
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「リンクなんて…もう知らないわ!」
最強勇者を一撃必殺、一刀両断した言葉を残し、ゼルダは去っていく。
「ご、誤解だぁぁぁぁぁ!!」
珍しく勇者がテンパり動揺するハメになった発端はつい数分前。
「その時俺はこんなことになるなんて見当もつかなかった…」
数分前。
「お早うリンク、今日は私とチームね」
リンクに声をかけたのはゼロスーツ状態のサムスだった。
「しまった。これじゃフェミニズムに反する玉子みたいな扱いしてしまうからチームアタック無効にしとかないとな」
「恐ろしいこというわね…とにかく、お互いに頑張りましょ。対戦相手がゼルダとピーチだからって手を抜かないでよ」
「なんてこった、フェミニズムに既に反する設定だったとは」
「意味のわからない発言は止めて。早く行かないと試合が始まるわよ!」
「へいへい」
オイは木を切るへいへいほぉー♪なんて歌いながらリンクはガノンが相手なら岩でも叩き斬れるくらいマスターソードを研ぐのだが今回はわざと切れ味を悪くした。のりたまで。
「これで姫に傷を負わさずに済むぞ。これぞまさしくのりたまふりかけの力」
ふりかけ振っても切れ味がどうなるかなんてことは不明。
そんなこんなでリンク&サムスVSピーチ&ゼルダの乱闘が始まった。
「いきますよリンク!お互い情け容赦なく、正々堂々、全力で戦うのです!」
「(ああ姫、なんと凛々しい目を…!既にもう全力なんて出せない!)…はいー」
へにょへにょな返事をしたリンクにディンの炎が直撃した。
「なんという力強い一撃…!どんな姫でも受け止めてみせます…!」
「(ドキッ)り、リンク!乱闘の最中ですよ!////」
しかし案の定吹っ飛んだリンクは偶然サムスの方に。
そしてなんと一見サムスを押し倒しているかのような体勢になってしまった。
「うひゃぁゴマ味噌!?ナンタコス!?////」
サムスもなんだかんだ美人なので健全な男子であるリンクは赤面した。
「ちょ、ちょっと!いいから早くどいて…!////」
そしてサムスから文字通り飛び退いたリンクが見たものは、目に涙を溜めているゼルダの姿だった。
ゼルダの攻撃でこうなったとはいえ、完全に誤解が発生した。
今なら弁解できる。
はずが。
「あら、お似合いですね〜」
「空気読んでー!!」
流石KYピーチ姫、サムスの叫びも空しくゼルダの中で何かが壊れた音がした。
「リンクなんて…もう知らないわ!」
そして冒頭に戻る。
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