01.脱力満載ピンク玉





※アホ話。
・何かもうどうしようもないアホ話。
・自己満足度MAX。
・それでもいいという心の広いかたは、どうぞ。







◇もし、星のカービィがスパロボにやってきたら。






戦闘中。

それは唐突に、星と共にやってきました。

どーん。

「なっ、なんだぁ!?」

R-1のパイロットーーリュウセイは、スパロボの主人公格のため、すぐさま反応しました。

舞い上がる土煙。

隕石が飛来したのだろうか?

敵味方がモニターに目を凝らすと……。



「ぽよ」


…………ぽよ?


敵の高性能AI以外、全員がその言葉に釘付けになりました。



ピンクの丸い体。
赤い足。
無邪気で純粋な瞳。



「か、可愛い…」

龍虎王に乗っていたクスハがぽつりと感想を漏らしました。

その全長はおよそ20cm(うろ覚え)。

スパロボに参戦するにはかなり不向きだと思われます。

しかし。

「って、うわぁぁぁっ!?」

カービィは側にいたグルンガストを吸い込みました。かなりのサイズ差無視ですが、イルムの叫びが木霊して消えました。


しーん……。


敵味方共に呆然です。

すると、カービィが発光したかと思えば。

「ぐ、グルンガスト…なの?」

アヤのツッコミは当たらずも遠からず。

カービィサイズの、カービィを主体とした『ぐるんがすと』が誕生していました。

言わずもがな、カービィのコピー技です。

が、スパロボの世界では知られていません。当然ですが。

「あ…新手の宇宙人かよ!」

イルムが吸い込まれたので、リュウセイは『ぐるんがすと』を警戒します。まあ妥当な判断です。

ですが、今は戦闘中。

敵は今こそ好機と踏んだのか、一斉に攻撃に移ります。

味方は防戦一方になりました。
図らずもグルンガストが抜けたのは痛手だったのです。

――しかし、『ぐるんがすと』が動きました。





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