サイズ


「お前ってやっぱり胸小さいよな」
「なぜサマカンテ様の城から帰ったそのタイミングでおっしゃるのでしょう」
「いやあそこの将軍はでかいなと思って」
「オブラートに包むという言葉をご存知ですか?」
「気遣ったらそれはそれで怒るくせに」
「そんなに巨乳がいいなら夏の陣営に行けばいいでしょうこのおっぱい狼」
「別にそんなこと言ってないだろ、ただユカリの胸は薄いという事実をありのままに」
「自分だって極小サイズのくせに!!」
「オレの何が小さいって言うんだよ!?」
「ち」
「だあああッ、言わんでいい躊躇しろよ!!」
「小さい同士でお似合いだとでも言う気ですか」
「言ってねぇし嬉しくねェ」
「私はウイナッツォ様の将軍です。体を張りあなたを守るものです。必要なのは筋肉であり胸部に偏った脂肪ではありません」
「……あ〜、まあなんだ、お前の胸が大きくても小さくてもオレの愛は変わらんぞ!」
「さてここに巨乳の私と貧乳の私がいます。中身は同じ。どちらを選びますか?」
「巨乳」
「…………」
「…………」
「…………」
「……いや、違うんだ」
「さてここに万力があります。ウイナッツォ様、脱いでください」
「やめてください」




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