湯煙パラダイス


今回のキャンプの宿泊先は旅館だった。


練習を終え、べたつく身体を清めるためにメンバーは大湯に集まった。




「いっちばーん!」


世良が意味の分からないテンションでガラリと大浴場の扉を開ける。


その様子はまるで修学旅行に来た中学生のようだ。


「世良さん、ちゃんと身体洗ってから入ってくださいよ」


続いて赤崎が入ってきた。


「こら赤崎!俺はガキじゃないっての!……てかお前なんでタオルしてないの」


「世良さんと違って隠すような恥ずかしいアレじゃないんで」

「何だとー!てかお前のでか!」


嘘だぁー
と絶句しながら世良が赤崎を指差す。


そうこうしている内に他のメンバーも入ってきた。




「おいおい何してんだ」


「あ、タンさん聞いてくださいよ。赤崎のヤツ………何でもあんたらもタオルしてないんすか」


「そりゃお前、男として隠すべきではないだろ。てかお前こそ何で隠すんだよ!」


脱げー!
と何の恥じらいもない素っ裸集団によってタオルを引きはがされる。


「イーヤー!」


「おお……」


世良は女子のように顔を手で覆って恥ずかしさを訴えた。


「……人生これだけじゃないぜ世良!」


「うわぁん!だから嫌だったんすよー!」


「てか赤崎のでか!」


うおっすげー!
と男達は赤崎に群がる。


赤崎は若干得意そうにしていた。




「おいお前ら、そんなんで驚くんじゃねぇ」


背後から黒田の声がした。


「スギのがもっとすげぇ」


ビシリと親指を立て、少し後から入ってきた杉江を指差す。


「うおおお!すげぇースギ!でか杉江!!」


「はぁ?」


突然のことに話についていけない杉江。


黒田は
ふんと胸を張った。


「いや何であんたが得意そうなんすか」


「何なんだこの人達……堺さぁーん」


打ちひしがれた世良が丹波や石神の影に隠れていた堺に突進する。


「うわっ何だ一体!」


「堺さんは大きさとか気にしませんよね?!俺のが1番ですもんね?!」


「おい待てこら。1番て何の話……」


「世良こらー!堺の1番は俺の!」


丹波が世良に飛び掛かる。


ウキャーと叫び声が大浴場に響いた。





ガラガラ


「おや賑やかだね」


「そうですね」


扉の前でジーノが
やぁと手を挙げる。


ジーノのサイズにまたも浴場は騒然とした。




そのあと椿の予想外のサイズに世良は愕然とした。








なんぞこれ
ETUで温泉に行きたい妄想でした

ちなみにビッグサイズのBest5
ドリさん
杉江
村越
ジーノ
赤崎
あたりかと
ドリさんと村越さんは鉄板
椿はダークホースです
フロントとかも含めたら絶対後藤さんが1番でかい

タンサクセラが楽しすぎる


- 4 -


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