パンチラ



▽パンチラ(アクシデントか無意識かはおまかせ)



それぞれ向かい合わせのソファに座りテレビを見ていた夢主とドッピオ。番組があまり面白くないのか夢主はソファに寝そべったり足をばたつかせたりしていたが、やがてそれにも飽きたのか膝を抱えて座った。大人しくなった夢主を横目で確認してみると短パンの隙間から下着が見えてしまっていて思わず目を見開くドッピオ。見ちゃ駄目だと慌ててテレビへと視線を戻すがやはり視線はまた夢主の方へ。本人は全く気付いてる様子はない。いやいやいやこれ以上見るのは可哀想だ。…でも正面にぼくがいるっていうのにそんな格好をする夢主の方が悪いんじゃあないか。目がいかない男なんているわけがないじゃあないか。あぁ、でも本人に悪気はないんだよなぁ…うぅ…。尚も視線は逸らさず、頭をぐるぐるさせながら葛藤するドッピオ。夢主が動く度に見える部分が増えたり、柔らかそうな太腿が形を変える。
「え、ドッピオ?だ、大丈夫?鼻血…!」「えっ」夢主に言われて鼻に手をやればぬるっとした感触が手に伝わる。「とりあえずティッシュ…!」テーブルの上にあったティッシュを数枚とった夢主はテーブルに手をついてドッピオの方へ身を乗り出してくる。夢主は暑いからと上も胸元の開いた服を着ていたため、次はその胸元から見える胸の谷間がドッピオの目の前に。
「きゃー!ドッピオ!?ちょっと来て、チョコラータ!ドッピオがー!」ドッピオはさらに鼻血を吹き出してソファに倒れ込んだ。
後日ボスから夢主へアジト内での過剰な肌の露出や薄着は控えるようにとの特例が下った。



Twitter 2019.08.09
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