入浴後、パジャマのボタンをせずに暗チのいるリビングに…!


▼ギアッチョ
「おまっ、ふざけんじゃあねぇぞ!」ギアッチョは急いで夢主に近付くとパジャマの前立てを掴み、これ以上肌が見えないように引き寄せる。それからボタンをかけつつずっと夢主へその不注意さを叱っていたが、自分の名を呼ぶ夢主の声に彼女に視線を戻す。
「ごめん、その、自分で出来るから…」夢主は頬を染めつつそう言い、さらに「それに手が胸に…」と言われ、初めて自分の手がずっと夢主の胸に触ってしまっていたことに気付く。また、ずっと事の経緯を見ていた他のメンバーのニヤニヤしたその表情にも気付いたギアッチョは照れているのか怒っているのか分からない真っ赤な顔で急いで夢主をつれてリビングから出て行った。


▼プロシュート
気付いてすぐに自分の来ていたジャケットを脱ぎ、「寒いから着とけ」と夢主に投げつける。近付いてきたプロシュートはさらに「湯冷めするから早く部屋に帰るぞ」と投げつけたジャケットを夢主に被せて体を包み込むと肩を抱いてリビングから連れ出す。
部屋に着くとさっきまでの優しい雰囲気とは一転し、「コレはどういうことだァ?」と青筋を立てながら指で夢主の胸のあたりを叩いてくる。はて、コレとは?と夢主はプロシュートの指の方に視線を持っていくとハッとしてやっと自分の状態に気付いた。慌てて自分の失態を謝るが聞く耳を持たないプロシュートは指をそこからスーッと下へ撫で進め、胸の間を通り下着のセンター部分に指を引っ掛ると夢主の耳元で「この後、覚悟するんだな」と言う。


▼ペッシ
いち早く夢主の姿に気付いたペッシは「うわああああ!」と奇声を上げて他のメンバーに見えないように夢主の体を抱きしめてリビングから連れ出して自室に連れていく。未だ自分の状態に気付いていない夢主にその事を伝えるとハッとして自分の体を確認した夢主。「うわ、全然気付かなかった!」そう言うとやっとボタンをかけていく夢主にはーっと息を吐くが、続けて「でも気付いたのがペッシで良かったよ」と言われ思わず夢主の肩を掴む。「良くないよ…オレだって男だよ!」と真剣な顔で見つめられた夢主は頬を染め、それを見て自分の言った事に気付いたペッシも同じぐらい顔を赤くして二人してしばらく固まっている。


▼メローネ
「おい、××。ボタンかけ忘れてるぞ」とメローネに指をさされて初めて自分の状態に気付くがそのおかげで気付いてなかった他のメンバーにも見られてしまうハメに。恥ずかしさで思わず「もうちょっとバレないように言ってくれてもいいでしょ!」とリビングから出ていく夢主だが、少しして冷静になり、教えてくれたのに怒ってしまったと自己嫌悪に陥ると共に私の裸を他の人に見られるぐらいなんともないんだなと少しの悲しさを覚える。
後日いつもよりほんの少し短めの新しいスカートを履いた夢主。それを見たメローネに「そのスカート、よく似合っているがダメだ。短すぎる」と言われ驚いていると、不思議そうな顔をしているメローネにこの間のことを伝える。「それはわざとやった訳ではないだろう?だが君自ら肌の露出を増やすことは許せない」そう言うメローネに思わず笑みが零れてしまう。聞いてるのか?と少し怒ったように言われるがそれでも夢主の頬は緩んだままだった。


▼リゾット
リビングに来た夢主の肩を掴み、体を反転させてすぐさまリビングから追い出す。そしてメンバーの方を振り返り「今見た事はすぐに忘れろ。さもないとその目、使い物にならなくなるぞ」と本気の脅しにからかえも出来ず無言で俯くしかないメンバーは、それを確認してリビングから出て行くリゾットの背中を見ながらあいつ死んだな…とこの後の夢主に起こる事を察していた。
リゾットが廊下に出るとこちらを見上げてくる夢主と目が合う。もうパジャマのボタンはかけられていた。リゾットは気まずそうに自分の名を呼ぶ夢主の耳に唇を寄せ「故意ではないとはいえオレ以外に肌を見せたのは頂けないな」と囁くと夢主を横抱きにして制止も聞かず部屋へ直行。後はお察し。


▼ホルマジオ
夢主とは別の所に注意がいっていたため他のメンバーの夢主への指摘で初めて気付く。すぐに近寄り肩を抱いて見えないように体をピッタリくっつけ、「駄目だなァ、今夜が待ちきれないからってそんな格好してくるなんてよォ」とからかうように言うと夢主は全く身に覚えのない予定に真っ赤になって絶句。他のメンバーに冷やかされる中、反論しようとすると「つーわけで全員オレの部屋の方くんじゃぁねぇぞ」とホルマジオは皆に声をかけて夢主の腕を首に回させて片手で抱き抱えるとリビングから出て行く。スタスタと部屋に向かうホルマジオにどうしてあんなことを言ったのか尋ねる夢主だが、「ちょっと黙っとけ」との返答にあ、これは本気で怒ってるなと悟る夢主だった。
▼イルーゾォ
気付いた瞬間、夢主の体を鏡の中に放り投げる。イルーゾォは「おまえらは何も見ていない、いいな!」と居合わせたメンバーにそう声をかけ、自分も鏡の中に入っていく。
中に入ると、夢主は放り投げられたために頭を床でぶつけてしまい、仰向けの状態で頭を抱えて痛みに耐えていた。夢主はイルーゾォが入ってきたことに気付くと何すんの!と声をかけたが、イルーゾォはそれには返答せず倒れている夢主の顔の横に両手をついて馬乗りになった。
「おまえ、男ばかりの所にいる自覚はねぇのか?」鋭い視線と強い語気でそう投げかけられ戸惑う夢主を余所に胸元に顔を近付け吸いつくとキスマークを一つつける。「これでもうそんな馬鹿なこと出来ないよなァ」と言われて急いで謝るが、「こんなもんで許すと思うなよ」とさらに跡を増やしていく。


▼ソルベ、ジェラート
みんなで夢中でテレビを見ながら騒いでいる途中、そっと入ってきた夢主に気付いたのはソルベだけ。肌がさらけ出されている今の夢主の状態に驚いて固まっているソルベに気づいたジェラートもその視線の先を見るとあららーと呆れてしまう。ジェラートは夢主を手招きで呼ぶと何も気付かずパタパタと近付いてきた彼女の唇に声を出さないように人差し指を当て小声で「ボタンかけ忘れてるよ」と伝える。続いてソルベも「早く俺らの陰に隠れて直せ」と伝えると慌てて隠れる夢主を見て、ソルベとジェラートは顔を見合わせてため息をついた。



▽リクエスト
お風呂に入った後、パジャマのボタンをかけずにリビングに行った時の暗チの反応

Twitter 2019.04.08
2019.04.10


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