紫原くんと氷室さん!





From:黒ちん
件名:ねこねこ〜
本文:通学路でねこさん見つけました!
もふもふで可愛いです(*´ω`*)
つ【塀の上で寝てる子猫の画像】


「見てみて室ちん。黒ちんからメール来たー」
「…!か、かわいいね!」
「でしょー?俺も昨日見つけた犬の画像送ろーっと」
「……っ!」
「!?…どうしたの、室ちん。いきなり机叩いたりして、びっくりすんじゃん」
「な、なんでもないよ、アツシ。驚かせてごめんね…」
「別にいいけど…なんで震えてんの?病気?」



***



「おはようございます、火神君。…どうしたんですか?眉間に皺寄ってますよ」
「…夜中にタツヤから物凄いハイテンションな電話が掛かってきてさ」
「氷室さんですか」
「なんか、天使は本当に居たんだとか妖精がどうとか言ってたんだけど…」
「それは……疲れてるんですかね?気になるので僕もメールしてみます」
「頼むわ」



***



From:黒子きゅん
件名:こんにちは
本文:昨日火神くんが電話で話したと聞いたので僕もメールしてみました^^
なにやら普段と様子が違ったらしいですが、お疲れではありませんか?
氷室さんは意外と抱え込んじゃう所があるので心配です。
あまり無理をなさらないよう、程よく肩の力を抜いて部活頑張ってくださいね(´∀`)ノシ


「アツシ!天s…黒子くんからメールが来た!」
「んー?……室ちん、疲れてるの?そういや昨日震えてたもんね。これあげるー」
「これは…限定まいう棒じゃないか!アツシのお気に入りだろう?」
「それ食べたら元気でるよ。室ちんが元気ないと俺ヤダし」
「あ…アツシ…!」
「それね、黒ちんが送ってくれたやつなの。だから俺と黒ちんからー」
「そうなのか…ありがとうアツシ!凄く元気が出たよ!黒子くんにもお礼を言っておくね!」
「んー」



***



From:タツヤ
件名:タイガ、知っているか
本文:天使と妖精じゃなかった!
大天使と大妖精だった!オレマチガッテタ!
可愛すぎてマジいきつら(;´Д`)ハァハァ


「………」
「お昼食べないんですか?…どうしました?」
「……これ」
「氷室さんからメールですか?」
「あぁ……天使と妖精じゃなくて大天使と大妖精だったらしい」
「おぅふ(´・ω・`)」





***
多分LINEやる前の話(笑)

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -