黒子のバスケ

赤司くんェ…ああ赤司くんェ…

From：赤き魔王（レベル限界突破）
件名：僕だ
本文：次の休みにそっちに戻る事になった
時間はあるか？
会えると嬉しい

From：僕のテツヤ
件名：それがしでござる
本文：心配御無用でござる
如何にしてもしからば皆の衆も呼みて籠球しませぬか？

「……」

From：赤き魔王（レベル限界突破）
件名：いいだろう
本文：僕は構わないが、あいつらの都合は付くのか？

From：僕のテツヤ
件名：任せて願いたもうぞ
本文：黄瀬殿は暇らしきでござる
青峰殿も籠球しからば来ると存じまする
緑間殿は連れて参るでござる

「……」
「あら？征ちゃん、どうしたの？随分難しい顔して」
「……いや、テツヤのメールの返信がいつもこんな感じでね」
「テツヤってあの誠凛の可愛い子よね！」
「どれどれってブフォwwwだれこれwwwひどいwww」
「なんで武士語wwwwww」
「あ！ちょっと貸して！俺が打ったげる！」
「……変な事は書くなよ？」
「だいじょーぶ！」

From：赤き魔王（レベル限界突破）
件名：ゎカゝっナニ
本文：会ぇゑy＠を楽ιゐIニι乙ゑょ

From：僕のテツヤ
件名：ここに正当です
本文：注意に旅行をとってください
記念品期待が実行されます

「…何語だ？」
「タイムラグ無しに返信してきた…だと…！コイツやるなー！」
「いや、返信内容が明らかにおかしいぞ」
「まるで英語に翻訳したのをまた日本語に翻訳し直したかのような文ね！」
「レオ姉wwwまさにwwww」

「テツヤ…どういうことなの(´・ω・｀)」

***
未だまともに黒子とメールできた事ない赤司くん。

【翻訳ェ（協力：もんじろう/エキサイト）】
わかった。会えるのを楽しみにしてるよ
→ゎカゝっナニ。会ぇゑy＠を楽ιゐIニι乙ゑょ

こちらこそ。道中、お気をつけて。お土産期待してます。
→Just here. Take care a trip. Souvenir expectation is carried out.
→ここに正当です。注意に旅行をとってください。記念品期待が実行されます。