愛を貴方に、余す事なく捧げましょう 2015/01/31 御堂筋翔くん お誕生日おめでとう!! 昨年7月末に原作を読み、8月初旬に御堂筋翔という沼に頭から突っ込み、下旬にアニメ視聴し、9月にサイトを立ち上げ 大学以降買うことのなかったアニメグッズに手を出し、同人誌に手を出し、もぐもぐ喰らい続けてきた下半期でした。 因みに今年は上半期から突っ走る。突っ走ってる。 御堂筋は正直、「第一印象から決めてました!」というわけではなかったし、むしろ最初はドン引いてた。 だってアニメはそこそこ綺麗な御堂筋だったけど、原作初登場怖すぎだろう!?あの子だけ確実に絵柄違うしな!? 走りも恐ろしいし、サイレントヒルに帰れ!と本気で思ってたし、弱泉くんに同情してた。今もしてる。 それでも、VS新開のゴールシーンがとんでもなく格好良くて、18巻で切なくなって、そして19巻の表紙を見た瞬間、沼落ちが決定したのでした。 16巻の表紙は今見ても怖いけどね。本屋さんで面出しされてると、びくっとする。 内容は好きですよ、16巻。新開との決着もそうだけど、御堂筋の格好良さと愛嬌がいっぱい詰まってる巻だと思います。 「震えろ、戦慄け、歓喜しろ」ってフレーズは、まだそこまで彼を好きじゃなかった初見時でも、ああ良いなぁと思った。 ロードレースという競技がドラマを起こせること、人の心を動かすものであること、ちゃんと知ってるんだなって。それを知らしめたいんだなって。 そしてそのドラマを演出するためには、開会式で「箱学を潰す」と宣言するパフォーマンスをして観客に京伏の存在を印象づけることが必要だった、それだけのこと。(※但し今泉はとばっちり。故にキモキモダンスはアドリブ) 本当に、なんだかんだいちばん自転車に純粋なのは御堂筋なのではと、今は改めて思うのでした。 御堂筋誕生日夢についてあれこれ。 「キャラクターの誕生日のお祝いとして夢小説を書こう」ではなく「キャラクターの誕生日をお祝いする夢小説を書こう」と思ったのは初めてでした。 三次元とは時間の流れが違うので、お祝いの話を書くのが難しいというか。 ちゃんと年齢重ねてはいるけれど、一体何回16歳の誕生日をやるんだろうとか思うと、書きにくくて。 でも今回はちゃんと書けました!何番煎じだよってネタではありますが!お祝いしてるかって言われると微妙ではありますが! お墓参りは一度リクエスト話で行かせましたが、どうしてもあの場所にヒロインを連れて行きたかったのです。 あと、タイトル。 「一生一世」は、「生涯においての一大事と思い込んでいること」という意味です。 「一年一度の(大切な日に)一生一世(のお願いをする)」という感じで捉えて頂ければなと。 御堂筋の誕生日話を書くにあたって、タイトルには「一」を四回入れようと決めていました。 「111」のゼッケンを付けて、「1」位が獲れますように、っていう、自己満足な願掛けみたいなものです。 その想いが念頭にあったから、こんな無理矢理なタイトルなんですごめんなさい石とか投げないで砂も掛けないで。 あともうひとつ決めていたのが、御堂筋に、今まで敢えて言わせてこなかった「好き」という台詞を言わせること。 そんなぽんぽん言うような子じゃないだろうなと思うし、「好き」と言わせようとすると、「大切」や「必要」にすり替わってしまって、ずーっと言わせることができませんでした。 でも普段言わない分、言いたくなったときは、ヒロインが「もうわかったから!」ってなるくらいぽんぽん言うことがあってもいいのではと思い。 そして書いてみたらあんなことに。前半ちょっとアレなので後半甘くしようと思ったのですが、明らかに砂糖の配分を間違えましたね? 私は、御堂筋が「御堂筋翔」であることにこだわっているのがすごく好きです。 母親が優しく呼んでくれていた「翔」という名前は勿論、「御堂筋」という苗字がとても大切というか。そこに母親との繋がりを見ているような。 夢でも書きましたけど、病院に通ったあの夏は彼の「糧」であり、母親の最後の言葉は「枷」だと思ってます。 ちょっとずつでいいから、お母さんのあの言葉の意味を、そんなに真っ直ぐ捉える必要は無いことに気付いてくれたらいいのですが。 だけどそんなの航先生次第なので、私は私なりに頭の中で、御堂筋をどうにか黄色い世界で包もうと必死です。がんばれヒロイン。 これからも御堂筋中心に、口から砂糖吐いては鼻から蜂蜜垂らす、みたいな症状が出る夢小説を書いていきますので、よろしくお願いします。 最後に改めて、御堂筋翔くん、お誕生日おめでとう。 幸せという感覚を色に喩えるきみは、欠落しているようで実は感情が豊かで繊細なんじゃないかなと思えてなりません。 今年は単独イエローゼッケン獲ってほしいし、優勝トロフィー掲げてほしいけど、何より、今年のインハイは最後まで走れますように。 そして、物理的な成長(脱皮含む)だけじゃなく精神的な成長を伴って、たくさんあるはずの黄色い世界に、少しでも気付けますように。 2015.01.31 Anniversary ひとことくらっぷ |