- H
- 「糖分が足りないんですけどォオオオオ!!」
「…煩い」
「……ごめんなさい、睨まないで…!」
「はぁ……今度は何の漫画?」
「○魂って言う、あの……週刊少年○ャンプで連載されてる…」
「知らない。あんまりマンガ読まないし」
「ですよねー………はぁ…」
「……何?」
「別に……もし夜天が○魂知ってたら、一緒に○魂の映画行ってくれないかなって思って…。でも、そっかー……やっぱ知らないか…。それじゃあ、星野と行くしかないか…」
「………行く」
「え…?でも夜天、○魂知らないんじゃ…」
「確かに知らないけど…僕がいいって言ってるんだからいいじゃん」
本当は、君を誰にも盗られたくないだけ
((なんて、絶対言ってやんないけど…))
(夜天、何やってんの?早く早く!!映画始まっちゃう!)
(わかったから、ちょっとは落ち着きなよ)
(無理!だって、夜天と映画デート出来たんだもん!)
(!……馬鹿じゃないの…)