マ サ キ
※キャラ崩壊・天京要素あり← 苦手な方はそよかぜステップ!


「どうしよう……」

「あれ?夏希先輩、どうかしたんですか?」

「ま、マサキぃ〜!!」

「うわっ!ちょっ、夏希先輩!?」

「うぅっ……マサキぃ〜…」

「はぁ……本当にどうしたの?」


抱き付いて突然泣き出した私を、マサキは優しく抱きしめ、私が落ち着くようにと頭を撫でてくれた。


「…っ…あ、あのね…」

「うん、何…?」

「マサキが、ここに来る…ちょっと前にね…っ…」

「うん…」

「京ちゃんが…っ…京ちゃんが…!!」

「剣城くんが…?」

「「姉さん、俺…天馬に、結婚しようって言われたんだ」って……頬染めながら嬉しそうに報告に来たの!!どうしようー!!私と優兄の癒し!!エンジェル京介が、頭にコロネ乗せたペガサスの所にお嫁に行っちゃうよぉおおおお!!」



そう言って声を上げて泣き出した私に、マサキは撫でていた手を止め、正にポカンとした顔を見せたと思ったら、数秒の間を開け、何とも間抜けな声を漏らした。


「…………は…?」

「だからぁ!!京ちゃんが…京介が、私を置いてお嫁に行っちゃうのぉおおおお!!」

「はぁ〜……何だよ…そんな事で泣いてたのかよ…(めちゃくちゃ心配したのに……心配して損した…)」

「そんな事、だと…!?これがそんな事で済まされるかぁあああああ!!京介ぇええええええ!!お姉ちゃんを置いて行かないでぇえええええ!!!!!お姉ちゃん、寂しくて死んじゃうよぉおおおおお!!!!!!」

「あー…もう!先輩、煩い!そんなに寂しいなら、夏希も俺の所にお嫁にくればいいじゃん!!」

「え………?」

「!いや、あの…っ…い、今のは…その……」


勢いに任せて何を口走ったのか瞬時に理解したマサキは、自分の言ってしまった台詞に、耳まで真っ赤に染め上げあたふたし始めた。

そんなマサキが可愛くて、これ以上ないくらいに愛おしくて、私の胸はキュンと締め付けられた。


「……ねぇ、マサキ…。私本当に、マサキのお嫁さんになってもいい…?」


私がそう問えば、マサキは真っ赤だった顔を更に顔を真っ赤に染め上げ、照れ隠しか、私から視線を逸らし、私の質問に答えてくれた。


「べ、別に…っ…夏希先輩が来たいなら…勝手にくればいいんじゃない?」




真っ赤な君が愛おしくて



(マサキ可愛い!!)
(うわっ!ちょっ、先輩…っ…急に抱き付くな!!)
(だって、抱き付きたかったんだもん!)

(なぁ…あいつらさ、俺らがいる事すっかり忘れてるよな…)
(あぁ……ったく、あいつら、ここが部室だってわかってんのか…?)
(さあ…あの2人…完全に、自分達の世界に入ってますから……)
(……あの2人は暫く放置しておくか…)
(そうだな…)
(触らぬ神に祟り無しってやつですね……)
(だな…。夏希怒らせたら……っ…想像すらしたくねぇな…)
(…ちゅーか、天馬と剣城ってホm…)
((((それ以上言うな(言っちゃダメです…)!!))))

マサキが勢いで彼女(剣城姉設定ヒロイン)にプロポーズしちゃうネタ(^q^)
チラッと天京出したのは、水都が天京好きだから\(^q^)/
水都は京天・優京より天京。蘭拓・拓蘭・マサ蘭・マサ輝より蘭マサ派です(`・ω・´)!キリッ←誰も聞いてないwww
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