- F
- 地味で、根暗で、臆病で、弱虫な私。強くて、キラキラしてて、皆の憧れで、自信に満ち溢れたあなた。
そんな正反対な私達が出逢って、恋をしたのは、もう何年も前の話…
「…夏希、まだ準備終わんないの?」
「あ、ごめん…。もう終わるから、ちょっと待ってて?」
「早くしてよね。この時間、道路混むんだから…」
「うん、わかった!」
私は声を掛けて来た夜て……光くんにそう返事を返すと、急いでメイクを仕上げ、出掛ける準備を整えた。
「光くん、終わったよ。」
「夏希、準備に時間掛け過ぎ…」
「ごめんね…?」
「……まあ、いいけど…。それより、行くよ?早くしないと時間に遅れる。今日の主役が遅れちゃ、流石に不味いでしょ?」
「うん、そうだね!」
そう言うと光くんは、私の手を引いて、さっさと玄関へと向かって歩き出した。
「(…光くんの手、温かいな…。)」
私は全てを優しく包み込んでくれる光くんの手を見つめながら、小さく笑みを零した。
「(この手があったから、私は変われた…。…ありがとう、光くん…)」
そんな事を心の中で呟きながら、私はそっと光くんの手を握り返した。
今が幸せなのは、全部あなたと出逢えたから
(ねぇ、光くん。)
(何?)
(大好きだよ?)
(…そんなの、とっくの昔から知ってる…。)
(えへへ……光くんは?)
(…愛してるに決まってるでしょ?)
昔は地味で根暗で臆病で弱虫だったヒロインが、正反対の夜天と出逢い、恋に落ちて変わって行ったと言う話のつもり。凄く解り難い(^q^)←
ちなみに、2人が向かおうとしてるのはいつメンでのヒロインのバースデイパーティー兼プチ同窓会的な飲み会(笑)
そして実は2人結婚してるんだよってゆー裏設定があったりなかったり…\(^o^)/