※見た目が機械って事以外は人間
※おくち制作


痛い。痛い。痛いよ痛いよ本当に痛いんだ。
カンカンと釘を打つみたいな音がする。実際に釘を打っているんだけど。しかし打たれているのは板ではなく自分。
顔を釘で抉られている。まだ壊れてないんだけど。でも痛いのに変わりはなくて、最初は痛いと叫んでいたんだけど、打たれているところが人間でいう口の辺り。何だか喋るとその隙間に釘が入ってきそうで、途中から叫ぶことをやめた。それでも痛みを感じて声は漏れる。
声を出すと釘を打っている彼らが笑っているようで、少し振動が来た。
わらってないではやくしろ、そう急かされてまた叩き始める。
「い゛っ…」
ぴし、と割れるような音がした。二人が安堵したような顔を浮かべたけど、それでも目的は完全に割ることらしいから止まらない。
少しすると完全に穴が開いたようで、釘が無理矢理に肉を割って入ろうとしている。
「ぃだっ…い゛だ、ぁ」
ぎゅうと釘が押し込まれて、中をかき回す。その度に押さえてたはずの悲鳴が漏れて、その度に囲んでいる二人の嘲笑が聞こえた。
中でかき回されていく内にがりがりと少しずつ穴が広がって、最初は滲んでただけだった血が今はだらだらと溢れている。閉じたくても穴がヒトの口の位置にあるだけで口ではないし、自分の意志など関係なしに開けられた穴だから閉じることもできずに流れるままになっている。
不意に釘が引き抜かれて、釘が栓のような役割でもしていのか一瞬血が勢い良く出ていった。
「ぅ…っぐ、も、ゃめ゛」
自分を見おろす二人の顔はそれはそれは嬉しくてたまらないと言うように恍惚に歪んでいて、やめてくれるようには見えなかった。
にやにや笑いながら釘を離して、今度はどうする気なのかと黙って見ているとバールのようなものを出してきた。ようなではなくバールなんだけども。なんだか自分がされることが見えた気がして悲鳴を上げた。
「っひぃぃ゛い゛ぃ! や、い゛や、あ、」
悲鳴を上げようが身を捩らせようが不自由な体では逃れる事など叶う訳もなく、頭を押さえられて穴の中にバールを入れられる。
入れるときにまた縁に擦れた様で若干の痛みが走ったが、その後の激痛にそんな痛みなどどこかへ吹き飛んでしまった。
顔の内側にバールを引っ掛けて外側に向けて引っ張るという人の体でやったらとても怖いことになりそうな事を始めたのだ。
「いだい、いだ、い゛、よ」
めりめりと肉と皮の間に隙間が出来ていって、表面に罅ができているような気がする。ぱらぱらと罅から小さな破片みたいなものが落ちていった。
暫くして内側にも罅ができてきたようで、皮にバールが食い込んでいるような気がする。
内側から壊される不快感が分かるか。
「あ゛っ、あ、あ、あ゛あ゛ぁぁああ!」
穴が開いたときと似たような音がして、でも今度は穴が開くなんてものではなく、衝撃が一気に罅に伝染して、穴の周囲がばりばりと剥がれていった。
同時に少量しか出ていなかった血が堰が外れたと言わんばかりに溢れてくる。手で押さえたくてともやけに可愛らしいリボンに拘束されている手では無理だろう。見た目だけは弱そうなピンクのリボンだというのにどれ程暴れようとびくともしなかった。


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おくち制作したかっただけなので続きません
正直途中で楽しくなりました、気分的にギャグを書いてる気分です
リボンは蝶々結びです可愛いですね
下にモブ二人の下らない会話




「折角おくちが出来たんだからおくちに射精したい」
「お腹に穴開けて小便したい」
「良かったねおくちできて! これからは好きなもの何でも食べれるよ!」
「ら抜きって知ってる?」
「え? 抜く?」
「いや…、もういいっつーかお前中学生か何かか」


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私のテンションが上がったらおくちに射精しつつお腹に穴開ける作業に入るかもしれませんが私しか得しないと言うか自炊とか苦手すぎて私も得してるかは不明


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