Dear*凛翠様
2022/08/09

こんにちは、またもこんなにすぐに読んで感想をくださるなんて…本当に光栄です、ありがとうございます。
こちら、当初は本当に本編に絡むことすらなかったモブ1人に何かしらを語らせる予定でした。
ですが、本編で散々オリジナルキャラを登場させてきた上、私の中で彼らは全員大切な"我が子"(言い方がいかがなものかとは思いますが)でもあったので、この機に"名前のある"何人かにヒロインの存在を見てもらうことにしました。

ヒロインが自分の思っていた以上に存在感があったこと。
最初からヒロインとシリウスの間には何かがあると思われていたこと。

憧れも嫌悪もひっくるめて、この2点は軸としてずっと据えていた点です。
ですが、凛翠さんが気づいてくださったように、ミラ(元監督生)のように彼らと近しい立場の人間から見ると、もう少し複雑な人間模様が見えてくるんですよね…。リーマスからのヒロインに対する未だ名前を付けていない、これからも明確な名前を付ける気のない憧憬に似た感情は、きっとグリフィンドールにいた友人達なら誰しもそこはかとなく気づいていたと思っています。

好かれたり、嫌われたり。
どちらもあるからこそ人間らしい。
この話は"誰かの正義は誰かの悪"というテーマがあったので、万人から愛されるキャラなどいませんでした。それこそ、ヒロインも含めて。
その話を改めてここで展開できたことが心から嬉しかったです。

きっと、皆が自分にとっての幸せを探しながら懸命に生き、そして輝かしい命を存分に燃やし尽くしてこの世を去っていくのだと私も信じています。
私にとってもこの話はとても新鮮に進められる楽しい話でした!
貴重な機会をくださり、ありがとうございます。

良かったら、また遊びに来てくださいね!




prev | next


×
「#年下攻め」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -