「待て、名前。」
よく晴れた日曜日、デート中に一樹が私の肩を掴んで立ち止まる。
「何?どうしたの?」
あまりに真剣な一樹の顔にドキドキしながら訪ねると一樹は私を見ながらちいさく唸る。
「何?私なんか変?」
「スカートだな。」
焦る私に一樹は一言呟いてにやりと笑う。
「スカートだけどそれが?」
「もうちょっと短くしろよ?」
「はぁ!?」
彼氏なら普通反対でしょ。今履いてるスカートはもともと短いやつでこれ以上は問題がある。
「無理、短くとか無理だから!」
あわてて拒否すれば一樹が意地悪な笑顔で私の足を撫でる。
「名前、若ーんだから足もっと見せたらいいじゃないか。」
おやじおやじとは思っていたが、一樹はただのおやじではなくエロおやじだったとは。紅潮する頬を感じながら私は一樹を思い切りはたいた。
そういう好み
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