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::川にて(ルトナ)

燻製づくり完了です。
樹洞をスモークハウスにしたのは元ネタは「大きな森の小さな家」です(笑)
実際にはもう少し早い時季がいいので、春の恒例のようになったら変で、また機会があったりしたら、次は2、3月でいきたいですね。
もし巡礼一年ガッチリ付き合うなら無理だけど、なんなら旅先でやる手もあるけれど。
だいたい西日本の漁協管理の川では解禁は3月くらいですが、そんなシステムないだろうというファンタジーのいいところ、雪渓や早春の谷間にヤマメを追うでもできるものね。♪春は名のみの風の寒さや、という心象風景で、ここはフライでなく和竿をのべたいところ。あの歌好きで「♪谷のウグイス歌は思えど、時にあらずと声もたてず」とか、空気読んでもうイイカナ、マダカナ、とちらちら空を伺うウグイスが実に萌えます(笑)



あとは草や蜜蝋こねまわしてましたが、こういうのって本当は現実にある草じゃない方がいいんだろうな。
パッとひねり出すの難しくてリアル草になりましたが、例えばどんな感じだろうか、ナズナの俗名ペンペン草なんていうのは、葉っぱが三味線のバチに似てることから来ているそうで、西洋ファンタジー風にするならポロロン草とか?なんだかな(笑)
その伝でいくと琵琶湖とかってリュート湖になり、大昔RPGマガジンでやってたSNEのTRPG入門セッションシリーズではマップが関西パロディで、実際琵琶湖がリュート湖、高野山がハイランドになってました(笑)
あと動植物系モンスターの名前のつけかたに独自の生態系の存在を思わせて、うまいな、と思ったのならメタルマックスやSFCのレナスです。例えば蔓植物のお化けみたいなモンスターが「ムチオロシ」で、鞭のような蔓を叩きつけて攻撃してくる、といった風でした。
逆にひでえな、と思ったのはFCのじゃじゃ丸忍法帳。最初の村あたりで出てくるスライム級の雑魚敵が野良犬で、名前が「ばかいぬ」というの。グラフィックも本当にバカみたいに頭悪そうな犬で、目とかロンパってるの。子供心にもこれはアカンやろと(笑)




最後吟じてたのは「勧酒」の井伏鱒二訳と、六文銭に書いた寺山修司の歌詞の改変ですが、今気づいたけど鱒つながりだ。
井伏鱒二というと古い卓ゲ者はセブンフォートレスの蟹光線を思い出すはず←
書籍化したリプレイやルルブは未読ですが、91年頃のこれもRPGマガジンで元ネタセッション記事が載ってたのを、まんだらけで掘った古雑誌で一つだけ読みましたが、なかなかひどい。まず主人公格は15歳の少年、これが自分も少年のくせに何より美少年が大好きで、男追っかけてばかりいる腐れ勇者(笑)
で仲間の妖術師が着てる鎧が、旧世界の遺跡より発掘したカニアーマー、背中に生命維持装置付きで外すと死ぬという蟹型鎧。この蟹足からでるレーザー乱射魔法が「蟹光線(イブセマスジー)」というんですが、乱射すぎて味方は巻き込む、自分にも命中してダメージ来る(笑) これ蟹工船の駄洒落のつもりで、小林多喜二と井伏鱒二と間違ったんです(笑) 後で気付いた時には定着してて、もうこのままいくか、という経緯だったそうです(笑)
さらにあれは読者も読者で、登場キャラクターに声をあてるなら声優のイメージは誰?という投票で、なぜか上位に女子プロのキューティー鈴木が入ってる(笑)
挿し絵とかも急に一コマだけ明らかにヤル気なかったりして、なんかもうスキがないというかスキだらけというか、いい作品でしたねえ…
しかし夜明けにこういう徒然書いてると脱線率が半端ないですねえ…(笑)
 

2014.04.14 (Mon) 06:16
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