日報 ブログ ::ペティット牧場にて(ホフマン) 18日。 ギガトール師の馬イヴをエルムクリークでお預かりしました。 多分教会に接収されて資産整理でペティット牧場に売却されたんでしょう。 なのでもしイヴを引き取りたい方ありましたら、ペティット牧場から買うことになるでしょうか。ホフマンは調馬のためにしばらく預かってる形です。 青毛の牝馬で、体の大きい輓曳向き。ペルシュロンやブルトンのような重馬種のイメージかもですね。 別に前主人との縁にこだわらなくとも、今のイヴを大事にしてくれるご主人あればそれが一番いいんですが。 知らない方の方がロール上面白い場合も考えられます。乗ってたらイヴを知ってる方が「この馬は」と教えてくれる、その断片情報から像を結ぶとか。 明日以降、教会の礼拝にはイヴと行こうかな。 調整預託で預かってる馬に仕事させるんどうなん?とも思うけど。どうにせよ日に1、2回は運動させるか放牧時間とるかだし。 イヴも教会懐かしいだろうし、知人と会えるかもですし。 ところで、ペティット牧場の主は「代々ハーフエルフ」というのが前から気になってました。 代々ハーフとは、ハーフエルフ同士だと子もハーフエルフということですかね。 作品によっては、ハーフエルフはレオポンやライガーやラバのように一代限りで、生殖能力がないとするものや、ハーフエルフの子は人間かエルフかハーフエルフのどれかになって、クォーターの形質はない、とするものがありました。 えんどう豆で習ったメンデルの法則風にいえば、純人間HH、純エルフEEからはハーフエルフHEの形質が得られ、HE同士からはHH、HE、HE、EEと1:2:1の比率で三つの形質が得られる。そういう考え方かなと思うんですが。 けどこれはゲームでのキャラビルド時の種族特徴を限定しやすくする為の措置とも思えます。 ペティットでも一代ハーフも設定しようと思えばできるでしょうけど、クォーターや1/16などもっと複雑かつ自由にもできる。 自由な交雑が可能ということはエルフ、人間、獣人は、生物的な種としては同じだったりなのかもですね。 犬なども同じ種と思えないくらい見た目も能力も色々ですが、同じ一つの種でしょう。狼の家畜化である犬、猪の家畜化である豚なども分けて呼ばれてますが交配可能です。 この辺の仮説はルトナ達が2年前に少し展開してました。世界設定に深くかかわることだし、どこまでも仮説ですけど。 一方ファンタジー作品で有名な半エルフといえばまずは指輪物語のエルロンドと、ドラゴンランスのタニスでしょうか。 どちらもハーフは報告例が限られていて(つまり報告されず知られてない例もあるのかもだけど)、タニスは「クリンで唯一ひげの生えるエルフ」と生まれを皮肉気味に言ってましたし、指輪の世界ではエルフと人間の結び付きは史上に三例のみ。 1ルシアンとベレン、2イドリルとトゥオル、3アルウェンとアラゴルンがそれで、1の子孫と2の子孫のハーエル同士が結ばれ生まれたのがエルロンドとエルロスの双子兄弟。 そして兄エルロンドの娘アルウェンと弟エルロスの子孫アラゴルンが3で結ばれ、分かたれていた血が収束したのでした。 だからエルロンドの家系もいわば代々ハーフエルフ。しかも双子男子で、ペティット牧場感と符号あるのが面白いです。 エルロンドの息子もまた双子でエルラダンとエルロヒア。さらに娘アルウェンの三子が配置そのまんまですね。 ただアルダの半エルフは中間の種族特性を持つのでなく、エルフと人間、どちらの生を生きるか選択するのです。 エルロンドはエルフの生を選び、エルロスは人間の生を選びます。 元エルフなエルロスの子孫アラゴルンは指輪戦争時87歳、その後210歳まで生きますが、その長命はエルフの血の影響でなくドゥネダイン族の恩寵。同じくドゥネダインのファラミアも120歳まで生きました。 映画ロードオブザリングで、娘アルウェンが人間としてアラゴルンと生きようとするのを制止し、やがて祝福する父エルロンドの心中には、そういう背景があるわけです。 かつて道を別った弟のこともよぎったはずです。その辺り考えると、エルロンドの葛藤と苦悩の表情って萌えませんか(笑) ああいう男と寡黙な酒を交わしたいよね。 エルフを選び生き続け、世界の行く末を案じ見守り続けた男エルロンドが、白の会議の後とか、ガン爺と時にはそんな個人的な話もしてたのかも。と想像するともうたまらんです。鼻血が。落ち着け。 back ×
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