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::七月終了!

まずはご参加いただいたみなさんへ、お疲れ様ですありがとうございました!!
我ながら粗いマスタリングでした(笑)
GM出来る方が多かったので、たぶん気持ちに甘えが生じてました。至らぬ点の多いイベントでしたが、少なくとも私はとても楽しかったです♪


今回は目的が移動。ストーリーやボスなど何もなしで、遭遇、障害、事故、罠、拾得、などのイベント判定表を設定したフリーシナリオでした。
まあ進行の流れによっては、ズルして空ダイス振り、任意で選ぶつもりもあったんですが、実際は結局一回もズルしなかったですよ。逆にもうちょい手入れてもよかったかな?
あの各拠点間の距離をブラインドにしたのも、いざとなったらズルして縮めてはしょれるように、という保険の意味が大で、トピには演出上の理由書いてましたが、嘘だよマスタースクリーン事情だよ(笑)

イベント表は、例えば山なら落石、崩落、突風、ビッグフット(UMA)、ウェブスピナー(大蜘蛛、指環物語の最後の方の山に出てきたようなやつ)とか、川なら鉄砲水、橋が落ちてる、橋が落ちそうになってる、クローリングケルプ(触手草みたいなの)など。各種トラップは野外だし弱めで、スネア、ベアトラップ、トリップワイヤー、アラーム(鳴子)くらいです。古いけど映画「ウィロー」の戦士マドマーティガンが登場時いきなり捕まってたカゴ罠なんかもいいですよね。あとは各地形ごとに野生動植物なんかがありました。全容そんなもんです。超ふつう。
まあ夜営時に「蚊」とか出た時は、地味すぎるし黙殺すっかどうすっかなとも思いましたけど(笑)
あれは、夏の川べりの夜営の定石として「焚火にヨモギなんかの青草ぶちこんで蚊やり火を焚く」などのロルで事前回避はできたかな。無駄に細かいリアリティだけれど。対処としては風魔法で吹き飛ばすなんかが楽そうですよね。

あとあの辺りは、行動判定にダイス無闇に振ってもらいすぎたかなと反省してます。やるにしても冒険者能力補整とか考慮してですね。
パン一くくり罠とかはギャグ寄りとは言え意地悪で、本来なら脱出判定の前に、宣言なくてもパッシブ罠感知入れるべきなんですよね。
しかしd100で上方判定するのって、少し不思議な感覚です。d100で多いのはパーセンテージロールという下方判定なので、単に慣れですが。
それにこういうのは2d6などの判定の方が向いてるのかな?複数dだと得られる値の分布が山なりを描き真ん中に出目が集まるので、荒れ球が減るんです。まあ100でも2d6でも目標値の設定次第なんだから判定作りは同じことなのだけど、なにか大味な気がして…(笑)
ただどちらにせよ、過剰に判定を用いるより、ロールの反映を重視すべきだなという反省がありました。



 ◆ちなみにファンタジー風くくり罠の構造例
  (資料:富士見ドラゴンブック トラップ・コレクションより)




森(夜)は固定エンカ一回をあらかじめ決めていて、盗賊かトロール(朝日で石化するやつ)かの予定でした。
当初は最後の山岳地帯に山場をもってくるつもりだったから、ここ強調するつもりはなかったんですが、ダレつつあったし、時間配分的にもここで何かやるかなと、ぶっ倒れ擬死作戦をアドリブで追加しました。急造だもので描写など甘く、位置関係や状況が解りづらかったのも反省です。
罠には一応さりげなすぎるヒントがあって「道の真ん中に」倒れている描写がそうです。行き倒れ心理としてはふらふらしながらも端っこ寄ると思うんですよね。わかんないですけど。
戦闘自体はあっさりめで、スカッとしないだろうなー、って申し訳なく胸中片手拝みしながらでした。
いや濃いとかあっさりとかの問題でなく、それぞれの能力の見せ場使いどころを考えてもらえるように、もっとこちらからの描写情報の精緻さが必要でした。
でもリフェリスさんのとっさの陽動が光ってました!その機を逃さず動いたユベルティさんと、アイニィさんのクールな仕事人っぷりかつリフェリスさんを守って前に出る男っぷりの連携が綺麗で、みなさんのプレイングのおかげで、結果的にいい場面が得られたと思っています♪



今月はこの野盗戦のように、開拓地方の設定コンセプトからして、全体に地味かつヌルめを心掛けました。ド派手な大技の飛び交う戦闘もいいんですが、ちまちまリアルなデフレ展開のよさもあると思うんですよ。
あと、これは狙いやコンセプトというより、こういうのどうなのかな?と問う感じの気持ちでしたが、それぞれの能動性、自発行動を大切にしたい気持ちがありました。
降ってくる系や巻き込み展開の方が主流で人気だと思うんですが、受動対応し続けて進行する感じのはコマンドCRPGでも可能で、せっかくPBCなんだし、といいますか。マーその考えにもとづいてやったことと言えば、要するに容れ物のみ作ってほったらかしたってだけな訳ですが(笑)
私の摂取ゲームや小説の遍歴が老害で、最近のシーン制や能力バトル系より古典スタンダード系が畑だから、そういう傾向はもともとあるんですが、でもへんに凝り固まったり啓蒙くさくならないようにしないとですね。
まあでも機会あれば罠まみれの腹たつダンジョンなんかもやってみたいですね(笑) T&Tソロシナリオ並に死ぬダンジョンとか…(うっとり)


と、野望も沸いたところで、締めましょうか。
巡礼当月の開拓地方で遊んでくださった皆さんに、改めて御礼申しあげます。ありがとうございました!!
 

2014.07.29 (Tue) 17:44
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