「あづぃ〜…雪男…暑い!」
「夏だからねぇ」
「あ”ー溶ける!このままだと溶ける!」
「アイスじゃないんだから溶けない」
「何でお前はそう涼しげなんだ…」
「兄さんが暴れ過ぎなんだよ」
「なぁゆっきー」
「変なあだ名付けない。何?」
「エアコン買ってくれ」
「次のテストで80点以上取れたらね」
「…おい、買う気ねーだろ…」
「努力する気がないよりマシだ」
「雪男のケチー」
「おっと、今月の食費いらないの?」
「神様仏様雪男様」
「はいはい。で、テキストは?」
「暑いから止めた」
「…今すぐ寒くしてあげようか?」
「うっ…雪男さん…目が怖いです…」
「暑いんだから余り苛々させないでもらえると嬉しいんだけど」
「……はい…。…なぁ雪男…」
「何」
「お前実は結構暑くてピリピリしてるだろ」
「兄さんが真面目に勉強してくれたら済む話だろ」
「…怖っ…オーラ黒っ…」
「ふざけてると熱湯に沈めるからね」
「…勉強…頑張ります」
「分かれば良し」




ゆっきーだって暑けりゃイライラするよきっと
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