2012/03/27 11:12

画面に表示された文字の羅列。一つ一つのアルファベットが連なって構成された文章には虫酸が走る。一瞬画面を叩き割りかけた。が、背後から穏やかな寝息が聞こえて止めた。今すぐにでもあの柔らかなベッドに滑り込んで眠って終いたい。全て投げ捨ててあの体温だけを腕の中に、なんて余りにも狡い幻想だ。…時計を見て、せめて少しだけでもと、苛立ちを抑えながら再度メール画面を睨みつけた。
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