2012/03/27 00:31

「じゃあ軽く」
とか云いながら、大盛りパスタとケーキとパフェとアイスコーヒーを頼むのよ。成長期の胃袋って出鱈目ですからね。


アイスコーヒーを飲みながら幾らか落ち着いた仗助。

どんな所に行ったんですか?とか、珍しいもの食べました?とか、ちゃんと会話をし始めます。承太郎さんも短いながらきちんと答えます。

で、パスタを半分ほど平らげたとき不意に承太郎さんの携帯が鳴るわけですよ。


「電話鳴ってますよ承太郎さん」
「ああ。…もしもし?…Yes, no problem. Now is…」
国外かららしく、英語で話し出すのさ。

どうやら仕事の話みたいで、時折考える仕草をしながら会話を進める承太郎さん。


その内、愛用の手帳を取り出して、傍らに置いていたメガネを装着。ぺらぺらとめくった後、何やら英語で書き始めるもんだから(何この人超格好良い!スーツとメガネヤバすぎる!英語わかんねぇけど良い!これ良い!!)みたい感じで、パスタを食べるのなんざ一瞬で忘れてしまう仗助。
ガン見だよね。周りの女の子も釘付けだよね。デキる大人の男のスーツの色気はもう天井知らず。電話終わる頃にはすっかり色気に当てられた仗助が完成してるよ。


それから部屋に戻って、ネクタイ緩めるのもいいね。あれ、前に書いた気もするけど…まぁいい。うんこ・vanには夢がある!


「…流石に疲れた…」シュルッとネクタイ解いて、少し猫背になりながらソファーに座りつつ、タバコに火を点けるの。
で、指にタバコを挟んだままぎゅって目を閉じて「ふぅ…」って息を吐き出して欲しい。
それか咥え煙草でだらりとソファーにもたれて、天井を見上げて欲しい…

…って仗助が云ってました。



あと、スーツ姿で妖艶に笑いかけられたら鼻血出るとも云ってました。管理にん…違う、仗助が。


スーツは三種の神器!
残り二つはまた今度!
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