2012/09/15 10:58

仗助が合コンに誘われてさ。断れども断れども「人数合わせだから!頼む!」って拝み倒されて参加することになったらいいよね。

「承太郎さんすんません!」って謝りたおす仗助と、一体何をやらかしたんだって怪訝そうな承太郎さん。

よくよく聞いてみれば「合コンに参加する事になっちゃいました…浮気じゃないっす!信じて!」って半泣き仗助。あまりに真剣な表情に吹き出した後「構わん。行ってこい。ただし飲み過ぎるなよ」ってぽんぽんしてあげる大人な承太郎さん素敵っ!現地まで送ってあげるんだよ!


で、やっと終わったと思ったら今度は二次会行くぞ!ってなってさ。「帰る!」と言い張る仗助と帰らせたくない面々。

「仗助君が帰るなら私たちも帰ろうかなー」って感じの女性陣に慌てる男性陣っすね、はい。

どーにかこうにか(というか強制的に)カラオケになだれ込むことに。
「何か歌って!」とせがむ女性を振り払い、トイレに逃げ込んで承太郎さんに電話かけるんです。

「じょおたろぉさぁぁぁあん!!帰りてぇええっ!!」

第一声がそれです。一人でのんびりすごしていた承太郎さんもびっくり。

「俺、浮気とか全然してないっすからね!愛してるのあんただけですから!ていうか帰りたい!!」と、ぎゃんぎゃん大騒ぎ。多少酔ってますからテンション高め。


とりあえず落ち着かせた後「付き合いもあるんだし、たまには同世代と楽しんでこい」と云う承太郎さんに「俺は帰りたいんっす!承太郎さんに会いたいんですよ!」と絡み始める酔っぱらい。

ま、承太郎さんもそんなに悪い気はしませんよね。

その後もグダグダ話そうとする仗助に「そこまで云うなら迎えに行こうか?」と提案すると、待ってました!とばかりに「すぐ!今すぐ来て!!」と大興奮な仗助。
それ以上何か云われる前に、と場所だけを告げ電話を切り、トイレを出て速攻部屋に戻ります。承太郎さん、切れた電話の向こうでぱちくり。
風呂から上がったばかりで少し待てとすら言う暇がありませんでした。

一方仗助。
「わりぃ、俺ちょっと用事あるの忘れてたから!迎え来るから帰るわ!」と、財布から万札出してさっさと逃げようとします。だが、女性陣がそう易々と離すわけもない。

「えー、帰っちゃうのー?」
「もう少し良いじゃん」
「もしかして彼女さんが迎えに来るとか?」
「え、そうなの?彼女さんいるんだ!」
「どんな子?」


基本的にフェミニストな仗助はキャンキャン纏わり付く女の子を「鬱陶しいぜ!」と一括する事も出来ずタジタジ。「彼女じゃねぇから!」と説明しても納得してもらえる訳も無く。


結局「仗助君を外まで送っていく!」と言い張る女性陣に根負けして、一緒に外へ。結構時間食っちゃったしね。


んでさ、番号教えてメアドちょうだいと食い下がる女の子3人をどうにか交わしながら、店の外に出る訳よ。


そしたら承太郎さんは既に待ってて、車にもたれ掛かりながら一服中。
風呂上がりだった所為かTシャツとジーンズのラフな服装で、仗助を見つけると少しだけ笑ってさ。濡れた髪の毛にしなやかな身体、気怠げな表情が色っぽい!!


てっきり彼女が迎えに来るっ思ってた女性陣もズキュゥゥウンッ。
「えっ、だ、誰?」
「仗助君のお兄さん?」
「あ、似てる!背高い!!」


また騒ぎ出しそうな女の子達をどうにかすり抜け「じゃ、お疲れっす!」って助手席に乗り込む仗助。
その素早さにくつくつと笑いながら「水を差して悪かったな」って言い残し、颯爽と運転手に乗り込む太郎さん。そのまま早々と発進する訳ね。


…ふひひ、合コンネタの妄想はこんな感じw
勿論承太郎さんがわざわざ外で待ってたのはワザと(^-^)女の子がついてくるの予想してたんだよ。
承太郎さんなりの牽制やな( ´∀`)


承太郎さんが合コンに行く妄想もいつかしたい!
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