シャツ(話)
2011/07/19



「あ…やばい…」
「どうしたの兄さん?」
「今間違って最後のTシャツ洗濯しちまった。換えがない」
「…ぐるんぐるん洗濯されてるね」
「…ぉう」
「僕としては半裸の兄さんに凄くムラムラするんですが」
「変態。くっそ、どうすっかな」
「僕の服貸そうか?」
「あ、そうだな。格好いいヤツ貸せ」
「格好いいヤツって何。貸したげるんだから贅沢云わないの。ーーはい」
「おうサンキュー。んしょんしょ」
「どう兄さん?」
「ん〜…よしっ完了。…って、何かデカくね?」
「ぶっ…た、確かに。丈が…あははっ」
「何だよ!笑うな!くそっ、無駄にすくすく育ちやがって!」
「肩も若干ずり落ちてるし…ふっ…」
「腹抱えんなコラッ!」
「はぁはあ…ごめん。…でもさ、よく見ると…ちょっとヤバい」
「ヤバい?何がだよ」
「何か彼氏のシャツ着た女の子みたい…」
「誰が女の子だっ!もういい脱ぐ!」
「え〜っ、可愛いから暫くそのままでいてよ」
「可愛いゆうなっ!」
「アイス買ったげるから」
「うっ…。…ほんと?」
「ほんと。夕方には洗濯物乾くし、それ着てなよ」
「まぁ…うん。じゃあアイス買ってこい」
「はいはい。待っててね。ちゅっ」
「ん〜…ぎゅっ」
「……う、その格好で背伸びされると真面目に良いな」
「…何が!?」
「ごめん兄さん、やっぱ脱がしていい?シャツも下着も」
「えっ…ちょ、ゆきっ…ァッ…」
「いただきます」



ゆっきーの服がぶかぶかな燐ちゃん…じゅるり。






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