(※下ねたまみれ!/sdさわきた)



あなたとしたい。

沢北の部屋でだべっていたらテレビから生命の神秘とかいうエロチックな番組が始まった





「……やっぱ女の体ってまじ男とは大違いだよなあ」

「たりめーでしょ。美しさのレベルが違うし。あの曲線が何とも言えないよね。エロチック」

「オメーには存在しねーラインだわな」

「……」

「いでっ!殴んなよ!バーカバーカ」

「泣くなってうっとーしっ。でも実際ぐろくね。リアルに細胞とかホルモンとか考えたら。女のお腹の中もごちゃごちゃしててマジぐろい。子宮とかその辺の内臓的なものが」

「あー微妙に分かる。でもそう言うこと考えてたら興奮しね?」

「いやしねーよ。あたし初めて性教育で体の仕組みとか知ってげろ吐きそうになったし。小四だけど」

「マジで?俺小学生んとき保健の教科書家持って帰って熟読してたかんな」

「ぎゃはは沢北きんもー」

「うるせ。誰もが興味ある分野なのに学校じゃ見れねえだろい。裸の女の絵のってるし」

「きもーきもーきもーまじうける」

「この俺が自主勉よ?努力の天才と呼べ」

「ムッツリきしょ坊主」

「てめーはったおすぞ」

「ぎゃは。ぎゃは。喧嘩弱いくせに。てか保健の教科書でエロい事に頭繋がんのが凄いわ」

「だってよ、お前。多分小中学生誰だってそうだろ?保健の裸の女の絵に興奮すんだって。ピュアだかんな。授業中はいかにもこんなん興味ねえし〜みてえな顔して、家持って帰って熟読、これが男の青春だろ」

「お前だけだよそんな虚しい青春を送ったのは。」

「んだよお前だってろくな青春送ってねえくせに」

「ほんと…久々の休みの日にアンタなんかと一緒にいるんだもんねー…。きっとこのまま死んでいくんだきっと」

「うわっネガティブうぜーわー。俺までネガティブになる。寄んな」

「寄ってねーよ馬鹿北。てかまたエロ本増えた?」

「うん。でもこないだ古いの捨てたから数は減ってんだろー。つうかツレが勝手に捨てやがった。エージきしょいって」

「つーか堂々と床にばらまくな。ちゃんとベタにベッドの下に隠せよ。趣味悪いんだしー」

「やっぱ俺趣味おかしーんかなー」

「いちいちショック受けんなうぜー」

「はーーーーセックスしてえワーーーー」

「あたしもしたいワーーーー」

「…え、…じゃーやる?」

「エロ北とだけはまじで勘弁まじで」

「俺もそう思う。お前とだけは無いわ」

「ふーん」




0619 
かんぜんにりょうおもいなんだけどすれ違いすぎてかわいいねってそれだけのこと^^




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