高性能な眼球
お、みょうじと花巻が一緒に歩いてる…。あいつらなんか仲いいんだよなー、まぁ見てる分にはすげぇ可愛いからいいんだけどさ。どうしよう…俺、もしあの2人がレズだったら…なんか…みょうじが花巻に押し倒されてさ、ちょ…花ちゃん…?ごめんねおなまえちゃん、私…おなまえちゃんのことが好きなの…!!えッ!!でも私には安田くんが…!!そんなの関係ないッ!!ああ!!花ちゃッ!!やめっあ!んぁ…う!!らめぇえええ!!みたいなッ?!

安田が彼女のスカートめくって頬っぺたばっちんされちゃう話

ちょっと危ない扉が開きかけたな…ふぃ〜あぶねぇあぶねぇ、でもそういうのも無しじゃねぇっていう無限大の可能性を胸に俺は今日もバカで可愛い中学2年生の男子として生きていこうと思う…!!ていうかみょうじは俺の彼女だからね?まさか間違っても花巻には渡さねぇからな?…たぶん…。うん。っていうかさ!!あいつらなんなの?!並んで歩いてる後姿見てるだけでもう背筋がぞくぞくするんだけど?!なにこれ?!俺かぜひいたの?!ちげぇだろ!これは武者震い的なあれなんだろ?たぶん!!だってさ!!だってさ!!花巻もそうだけどみょうじスカート短けぇんだもんよ!!しかも歩くたびにスカートがふわっひらってわくわくするような揺れ方するから…!!もう何あれ?!スカートってなんか兵器だよね?新種のウェポン、俺いっつもその射程距離内に居るみたいでいっつも撃墜されちゃうんだけど…。助けて!SOS!!しかもさ、問題はスカートだけじゃねぇんだよ、靴下もなんだよなあ!!花巻は白いニーソで、みょうじがそれに揃えて黒いニーソ…。何だお前ら美少女戦士か…?!白黒つけるつもりか?!なんの?!もうやだ俺意味わかんねぇ!!

まぁ、落ち着こうぜ…な?冷静にみょうじの後姿を検証してみようぜ?いいか?俺はえろい事、バカな事、くだらない事、みょうじの事に関してはいつだって真面目で真摯なんだからな?ようし、じゃあ…とりあえず足の方からいってみるか。足ちっせぇんだよな。上履きとか、みょうじの上履き俺ぜってぇ履けねぇからな。可愛いなあ、あれなら俺全然口に入れれる…っていうか入れたい…ッ!!まぁ、これはまた…後々…。で、黒い靴下に包まれた脚。黒は引き締まって見えるから、すげぇすらーっとして見える。おもわずがしって掴みたくなるような…じゃないな。うん、落ち着いていこうぜ。ふくらはぎの曲線を舐めるようにあがっていくと膝の裏に落ちる。そこから急に角度がついて始まる柔らかい太もも…。しかも急に靴下が終わって、さっきまで真っ黒だったのに眩しいくらいの白い、噛み付きたくなるような…幻のようなふともも…。やべぇ、テンションあがってきた…。で!!で、だ!!そこに立ちはだかるスカート!!今まで脚は外気に晒されたままその形をはっきりとこちらに認識させていたくせに!!ここから先は立ち入り禁止ですみたいなさ!!レンタルビデオ屋のピンクいのれんのように中にあるものとこちら側を一切の接触、関係を阻むようにそこに在るんだ…!!スカートが!!の、くせ、ひらひらして思わせぶりに風に揺られて俺を惑わす…ぁあ!!もうちょっと!!ってとこまで来ると女子が気付いてスカートを手で押さえてしまう…!!なんだよ!!ちくしょう!!ここまで来て!!…ここまで来て…!!スカートのしたには何があるか、それは誰でも知ってることだろう。もちろん尻があってそれはパンツをまとっているんだ。俺だって知ってる。でもこんな簡単に説明しちまったけど、そのパンツ穿いた尻ってどれだけの可能性!どれだけの夢・ロマン!どれだけのときめきを兼ね備えているか…!!そりゃあさ、みょうじは俺の彼女だ。キスだってしたことある。それ以上のことだってたまあにしてる。そういう雰囲気作って、みょうじの了解をもらえば俺はその夢や希望、ドラマチックパンツを拝む事が出来るのだが…!!あの、無防備な…ただ廊下を歩いているだけで、恥じらいも、不安も緊張も興奮も無いあの状態の!!素の状態のみょうじのパンツが!今見たいんだ…!!って言うわけで、めくらせていただき申す。ご免!!

俺はゆっくりみょうじに近づき、スカートに手をかける。こいつおしゃべりに夢中で何も気付いちゃいねぇ…!!へっへっへ!!笑いがとまんねぇぜ!!次の瞬間には俺にパンツを見られた上、きゃあだとかひゃあだとか恥ずかしい声を上げ花巻を驚かし、更なる羞恥にさいなまれながら涙目で俺を睨んでくるんだ…!!そして俺はそこで一番かっこいい顔をして「○色か」って言ってやるんだ!!安田くんのばかッ!!そうやって走って逃げようとするみょうじを捕まえて抱きしめて耳元で可愛いパンツ穿いてんじゃんっていやらしく言うと、なんだかんだ言ってみょうじも興奮してきて、可愛く、もうやすだくんのえっち…ってつぶやいて恥ずかしいのを紛らわすために俺に抱きつく。俺パンツ見れる、みょうじ可愛い、学校でぎゅうぎゅうできる。なにこれ最高じゃん…!!ぜってぇやってやる…!!ぎゅっとみょうじのスカートを掴んで…!!

「わっ!!安田くんッ?!」
「えッ?!わッ!!何してんの?!」
「えッ!!いや、これは…!!」

ばっちーん!!

花巻さ、いつもトロいくせになんで今日だけあんなに鋭いの?いてて、右のほっぺがいてぇ…まだスカートめくっても無いのに、みょうじに思いっきり殴られた…しかもアイツ手首にすげぇスナップかけてきたから肌に衝撃が残って…ぱんぱんに腫れてる…涙が出るぜ…。しかも花巻とみょうじに置いてかれるし…俺は1人でほっぺたを冷やすために保健室に行った。『すぐ戻ってきます。3分で戻ってきます。保健室の中でまっててね ハデス先生』見たいな張り紙がしてある…何、俺今日…だめな日?とりあえず保健室の中に入って湿布とか役に立ちそうなものを探す。ねぇ。どこの引き出しあけてもお茶菓子が出てくるばっかで…なんだここ、お菓子の国か…。

「あー、どうすっかなあ」
「…安田くん?」

ソファに沈み込んでじんじん痛むほっぺをどうしようか悩んでいると、こそっとみょうじが顔を出した。保健室の中に俺以外誰もいない事を確かめると、はぁっとため息をついて静かに入ってきた。…まだ殴りたらねぇの…?!俺がちょっとびくびくしてるとみょうじはそれを見てぷっと笑った。あ!!なんだてめぇ!!笑いやがったな?!可愛いなあ!!みょうじは何箇所か棚を空けては閉め、引き出しを開けては閉めをしてから俺の座ってるソファの方まで来て俺からちょっと離れたところに座った。その手には氷と水が入ったビニール袋。俺がみょうじに声を掛けようとしたらその前にみょうじが座った自分の膝をぽんぽんって叩いた。…え?マジで?え、いいんすか?!それって、あれでしょ?ひひひひひざまくら…でしょ?!いいの?!俺さっきスカートめくろうとして殴られた安田貢広ですけどいいんすか?いや、そりゃもちろんみょうじのひざまくらつかいてぇよ、すりすりしてぇよ、許されるなら匂いもかぎてぇよ?

「いいんすか?」
「いいんす」

ちょっと、照れながらみょうじがそう言ったから、なんか俺も急に照れてきた…!!でもなんで?!いいのかな?!まぁ…いっか!!!!!ゆっくりソファに寝転がってみょうじの太もも(生!!生のふともも!!)に頭を横にしておいた。…耳が、あたる…!!あったけぇ…!!って思ったら反対のほっぺたにくしゃりとつめたいビニール袋が置かれた。

「わっ!!」
「我慢して、私も…くすぐったいんだからね…」

そ、そうだよな!!うん、こんくらい冷たいもので意識たもっとかねぇと俺大変なことになっちまうしな!!うんうん!!落ち着いていこう!!俺ッ!!あと、ハデス先生が3分とかで戻ってきませんように!マジで!!俺がチラッと横目でみょうじ見たらみょうじはちょっと顔をそらして窓の外の景色を見てた(とおもう)。っていうか…したから見ると…胸がでけぇ…やばいな、これ…マジで落ち着いていこう。あんま、考えちゃだめ、だ。たつ。ってかもう…かたくなってきてる…おれ若いなあ

「ごめんね」
「何が?」
「殴っちゃって…」

ハデス先生ちょっと3時間くらい帰ってこないで…。俺今からみょうじとえっちなことしたいから…!!パンツみたいとかそんなんじゃおさまらなくなってきた…!!俺は体を起こしてちょっとうつむいたみょうじに下からキスして肩をつかんでみょうじにまたがって押し倒すみたいにソファの背もたれに押し付けた。顔の右半分が冷たくてじんじんする。みょうじが作ってくれた氷水が床にぐしゃって落ちた。みょうじはちょっとビックリしてたけど、そのうち俺の両方のほっぺたに両手を添えて俺の無理やりのキスに応えてくれた…おまッ!!本当に可愛いな…!!口を放したら恥ずかしそうに笑って

「こっちだけ冷たいね」

って右のほっぺだけさすってくれた。みょうじ…世の中の全ての女性用パンツかき集めたってみょうじの足元にだっておよばねぇよ…。でも後でパンツ見せてね

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