登場人物
最新話までのネタバレあり

シキ
セツ
主人公。訳あって永らく眠りについていたが、17歳のある夜に目覚める。
真っ直ぐで表裏の無い性格だが、昔の自分の業を思い出すにつれて変化が見られる。
能力は結界。組み込まれた遺伝子は結界樹。サイからの通称は、箱。

ココー
セツをノシドから連れ出した、シキの首領。
眠そうな目と、分かりづらい喋り方が特徴。働くのが嫌い。サイからの通称は、鍵。

クサカ
かつての親友をセツに殺された為、仲間であるが心底セツを嫌っている。
見た目は端正な顔立ちだが、性格が破綻している。
風を操り、鷲に変化する特殊能力を持っている。

ヒワ
シキ内で唯一の良心。
しかし彼の存在について誰も触れようとしない。

ケミ
肉弾戦を得意とする、たれ目が特徴の女性。戦闘力はシキ内随一である。
大人な雰囲気を醸し出しているが、クサカに負けず劣らず頭に血が上りやすい。

クロハエ
最年長だが、親しみやすすぎる性格故、誰からも敬われていない。
アフロが魂と言ってやまないが、マニャーナ国潜入の際に坊主にされる。

ウリハリ
辺境の地、ササを根城としている。
セツに恋人であるツミナを殺められる。以降、ササに閉じこもり、非難されない孤独な世界で生きている。

サイ
アルティフ・シアル
見た目は 無害な老人だが、セツ達シキに遺伝子操作を加え、人ならざる者にした者。世に蔓延る魔物は彼が生み出したものである。
聖戦にて、セツと相打ちになる。

ボルヴィン
白いローブに身を包んだ老人。コルムナの寵愛を受けている。

ハクマ
氷の能力を持つサイ。セツに対して激しい憎悪を持っている。

ミズシ
腐食性の毒を能力とするサイ。他のサイと比べてひょうきんな性格で、何かと「大丈夫?」と聞く癖がある。

コンク
常にブツブツと独り言を呟く、いかにも不審な人物。

ヴィヴォ
アルティフの後を継いだサイの現統括。非常にナルシストで、自分そっくりな人形を何体も所有している。

その他
ユキ
セツが17年間入っていた体。

ソウカ
ユキの祖父。

ユーシキ
時折セツの前に現れる老人。
目が見えないが、知識を深めるため世界を旅している。

シッシ
嫉妬のあまりセツを罠にはめるが、返り討ちに合い、自分が売られる。

ムヘール
ガチムチの山賊の長だが、オカマ。
ペットのローラを溺愛している。

マニャーナ国の人々
レイール
マニャーナ国の王子。見た目は女性だが、男である。
20の誕生日に儀式によって命を落とす運命にあり、本人もそれを受け入れていたが、セツと出会って生きたいと思うようになり、国から逃亡する。

エウロペ
22歳にして騎士団長補佐を努めるレイールの護衛。本来は騎士団に従事している。
セツとは犬猿の仲。生真面目すぎる仕事人間であったが、セツとレイールに心を開き、国を捨ててレイールと共に生きることとなる。
パライソを服薬したことがあり、後遺症に苦しんでいる。

ダイナリ
庭師の頭領だが、マニャーナ国に滅ぼされた国の出身で、庭師として務める一方で密かにマニャーナ国の転覆を狙っていた
セツ一行がマニャーナ国から脱出する際、捕らわれたドーヨーの救出を託し、追手の足止めを引き受ける。

ドーヨー
庭師の先輩。つかみ所のない性格。反逆者として、荒野の研究施設に連行される。
洗脳されるも、ダイナリとの絆で戻る。現在はササの一室で療養中。

ビクティマ
マニャーナ国騎士団長。面倒事が嫌いで自由を愛し、儀式をエウロペに押し付けて逃亡した。

ムニェカ
レイールの腹違いの妹。父親譲りの銀髪と母親譲りの黒目。甘やかされて育ったため、高飛車で激しい気性の持ち主。

語句
シキ
遺伝子操作によって、魔物よりも優れた能力を持つ者。創作者であるアルティフに反旗を翻した者の総称。

サイ
シキに対してアルティフが新たに作った生命体。
白く、粘膜に包まれた姿から、シキからはナメクジとも呼ばれていた。

ヘネラル伝説
アルティフ善。シキ悪。と書かれた伝説。
かなりねじ曲げられているが、真実を知る者は居ないため、広く知れ渡っている。

コメンサール聖戦
メギドの丘で起こったシキとサイの戦争。
一般にはこの聖戦でシキは封じられたとつたえられている。

パライソ
マニャーナ国に蔓延する興奮剤。飲めば天に昇る心地になるが、一度でも服薬すると暴力的な禁断症状に陥る。
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