新しい夫

人間×狼獣人
獣姦、ちょっと男性向けエロ的言い回し(排卵、妊娠)
獣人の尻尾の根っこの続き。←読んでなくてもこの話は読めます。


 「おかえりなさいませ、人間さま…」

 土間で恭しく膝をつき、猟から帰った人間さまを迎えた。
 俺はあの日から人間に飼われてる。無事に仲間を返すことはできたけれど、俺自身は人間にしこまれたのを我慢出来ずに、ここに留まることにしたのだった。

 「おう、お前の分だ。」

 「ありがとうございます、食事の準備をしますね。」

 野うさぎが獲物として渡される。人間さまは火を通してない肉は食べないから、俺も火を通して食べることにしてるけど、…生のが旨くないか?肉は。人間さまには言わないが、肉というより俺は血に飢えていた。
それでも人間さまと食べる野うさぎ鍋は、旨いと感じる。

*

 虫の鳴き声がする。仲間の遠吠えもする。夜の暗闇は好きだ。何をしていても、咎められる気がしない。

 「ふぁ…う…」

 「よし、出来た。」

 人間さまは緊縛が得意だ。俺に縄をかけて、足を閉じられないように固定した後、俺の手の左右の親指を後ろで結びつけた。
たったそれだけなのに、俺は浅ましく勃起した。人間さまが猟でとってきた獣を棒に縛り付けているのに似て、俺のことを獲物のように扱っているように思えてならない。

 「あ、あう…」

 「かわいいな、犬コロ。耳がひくひくしてやがる。」

人間さまが俺の獣耳の根本をこりこりと触る。縁をなぞられ、中の柔らかく毛が生えてるところ、薄い皮のところを弄ばれ、俺の尻尾が布団を打つ。ぴくぴくと上下する。

 「ふぅっ!!」

 「んおぁ!!!」

突然耳に息を吹き込まれ、背中の髄を衝撃が走る。初めて弄られた快感に、思わず股間が熱くなる。

それから人間さまが俺を布団に伏せさせる。突き上げた尻から穴が丸見えだ。

 「あう、あうぅ…人間さまぁ"…」

 「もうきちんと閉まらんのか。だらしない奴だ。」

人間さまが、いつもの軟膏を手で溶かして、俺の尻をいじくる。指先が難なく、中に入ってしまう。もともとあった穴の皺もなくなり、ぽってり腫れた縁と少し中が見える穴は、あからさまに男を知っていた。ここまでなったのは、いつも昼に人間さまがいないとき、一人でそこを遊んでいたせいかもしれない。
人間さまは溜め息をついて、戸棚から包みを取り出した。

 「ここまで来たらもっと拡げるか。ほら、新しい張り型だ。」

包みを明けて出てきたのは、女の拳くらいの大きさのシロモノ。こんなの、入ってしまったら。
俺は首を横に振る。

 「…に、人間さま、これ以上拡げられたら、垂れ流しになってしまいます、どうか、どうかご容赦を…」

ただでさえ、きちんと閉まらんのに、これ以上開いたら。人間さまは笑って、手を進める。

 「もともと動物は垂れ流しだろうが。」

みちっ

 「ひあぁっ、あ"…いだい…っあ"…」

限界まで拡がり、異物が入ってくる。それでも慣れた柔らかい穴は切れずに、縦横拡がる。

 「あっあん…」

 「もう感じ始めたか、淫乱め。」

目一杯穴が拡がり、中の粘膜が全て張り型と触れる。敏感になった穴は、それの全てを快感にすり替え、俺の頭を焼く。息をつくと、腹の中に確かに違和感があり、苦しいのが、逆に心地いい。

 「あっ、に、人間さまぁっ、う、動かさない、で、あぐっぐっ、うぅ、あっあっ!あーっあーっ!あぁん!」

 「こんなもんで悦ぶんか、変態犬。ほら、尻尾振れ。」

中にあるだけで精一杯なそれを掴み、人間さまが動かす。中の粘膜、特に人間さまに仕込まれた中のいやらしく肥大した前立腺を、張り型のエラがゴリゴリとしごく。
蕩けた頭と視界で、人間さまに尻尾を振っておねだりする。

 「あはっ!あぁん!んぐ!ぐぉっ、うぅっ、にんげ、人間さまぁっ、おれっ、もう垂れ流しにっ、なっちまっ、…っあ"…あぐ!ん!ん!んっんっんっんうううっ!すごっ!ひろがるの、あっあーっあーっ!」

 「まー飽きるまで世話してやるから心配するな。」

 人間さまがそう張り型を引き抜く。急にでかいのが抜けて、俺はその肛門入口をでかいのが抜ける刺激で、ちんぽから汁を垂らした。軽くザー汁が出た。
人間さまがちんぽ取り出して、さらに出た。

 「あふっ人間さまのちんぽ!ちんぽくる!あっあっ!お!うううんんん"!これがいちばん、あっあぅ、あーっあーっ、す、すきぃ…っあんあんあんっはっはげしい〜っ!!」

 「お、拡がってて丁度いいな。よく馴染むし、突きやすい。」

 滅茶苦茶に拡がった中を人間さまのちんぽが入ってく。いつもの抵抗感がない分、人間さまが好き勝手に突く。拡がっても中は締まるのに、そんなことをされると、俺は自分のちんぽの根本が膨らんでくるのが分かる。

 「あっひ!あーっあーっそこっ、はっひぃっひぃっい!い!ああぁあ"あんっ!あ!っくぅ!ん!すごっ!ちんぽがっ、あたってっ!あっはっ!はぁん!だめっ!きそう!ああぁあ〜っ!!」

奥突かれて、腫れた前立腺を、入口付近を回すように捏ね回されて、尻尾が体に合わせてびくっ、びくっと断続的に跳ねる。も、だめ、こねこねされると、漏れちゃう。

 「あ!あ!っ…あ…なんれ…」

激しく前立腺をこねられて、いくって足に力を入れたら、人間さまがちんぽ抜いた。な、なんで、うう、うあ、尻が尻がうずうずする。触りたい、擦りたい、開ききった穴がだらしなく呼吸する。

 「折角ここまで開いたんだから、な。おい二郎。こっちこい。」

 「じ、二郎!?」

俺はぼやけた思考の中でも二郎の二文字はきちんと捉えた。二郎って、なぜ今二郎を。二郎は、二郎は、

 「ゥワン!」

犬、なのに。
人間に呼ばれてすぐ駆けつけた忠犬を横目に見る。
二郎は猟犬で、すごく賢い。人間の言うことをすぐ理解して、猟の手助けをしている。獣だけど、賢い、生き物だ。普段は。

 「ワウウ…」

 「ひ!」

でも、今二郎は発情期で、そのでかい獣ちんぽを赤く腫らして汁を垂らしている。
すごく嫌な予感がした俺は人間さまを見つめる。人間さまは俺のだらしない穴を広げて、二郎を呼ぶ。

 「ほら二郎。お前の獲物、お前の雌だ。好きに使え。」

 「ひ!いやだいやだいやだいやだ!人間さまっ、こんな畜生とさせないで!人間さまっ!やだぁっあんな獣ちんやだぁーっ!!」

 「バーカ、お前も畜生だろ。」

二郎は主人の言葉を解したのか、その立派なケモチンを俺のあそこにあてがい、俺の背中に前足を置く。興奮してるのか、荒く息つく舌から涎が垂れる。
なんで、なんで、俺が、高等種族の俺がこんな犬畜生と…!

 「やっあ!!!あ!き、きはぁっ!」

馬鹿みたいに巨大な二郎の逞しいケモチンが、俺の、人間さまの処理穴、はいっ、はいって、

 「いああぁああっ!!あ!あ!あ!!じ、じろ、ちんぽ、ちんぽがぁ…!!」

き、た!
根本まで入って、る。二郎はかくかくと、正に獣らしく腰を振る。背中に爪がかかる。

 「はっはっは!すごいな、二郎の交尾は。どうだ犬コロ、雄のちんぽは。」

 「あひっ!ひあぁっ、あん!あ!あ!っあ…やだぁっ、けもちんっ!あひっんおっあっあっ!あーっあーっ!あううっ!あ!あ!あくぅうううん!くぅん!くぅん!」

 否定しようと、嫌悪を示そうと、自分では、してるのに、馬鹿みたいにデカイ二郎のけもちんが中を高速で突くたび、鼻を鳴らして尻尾を振ってしまう。

 「あ!あぁん二郎っそこ!そこぉお!あんあんあんっすごっはっひぃっ!んぉあっ!あ!あ!!ふひっ!ちんぽ、二郎のちんぽっ腫れてきてるっ、すごいっ、中っあ"!あ"!ん"っひ!あ"ぉおおうっ!」

 「本当変態だな、犬コロずべ公。」

敏感な中の凝りを、高速にかくかく抉られて、人間さまが見てるのに、見てるのに、俺は腰を二郎に向かって振りだしてしまった。
挿入の刺激で排卵するみたいに、馬鹿でかい二郎のけもちんで精巣ひくひくきちゃっ、う!おれっ、獣ちんぽで、ザー汁出しちゃぁあ…っ

 「あっ!あっ二郎、二郎まって、それ、だめ、じろぉ、種付けだめっ二郎っあ!あぁんっ!」

 二郎がかくかくしてたのを止め、俺から降りる。それから尻を合わせた状態で向こうに体向けた。これ、これ、来ちゃう、二郎の、獣ザー汁、き、

 「ひあぁああ"ぉおおうっ!あっあっ!あっあっ!あーっあーっ!すごっすごい量っ!あぉっ!あぉっ!あーっあーっあーっあーっ!」

 「おーおーすごいすごい。大量に種もらえて良かったな。」

きた。
二郎が交尾結合のまま、大量の獣汁を俺の尻まんこに注ぐ。もう、これ俺雌なら妊娠確定。俺は大量の汁に腹を圧迫して震える巨大けもちんに、舌つきだして涎を垂れ流した。

 「あっひくぅううあ、あがっ!あーっあーっ!に、人間さまぁっ!おれっ、イ、あっひくぅあっ!ひぃっくぉ、お、お!お、おおおぅうっ!ううあっ、あんあんあんっ!イ、イっちゃいま、すぅう!」

 「獣二人で種汁垂れ流しか、獣くさくなるな。出せよ、犬。」

俺の前立腺の上で小刻みにぴくぴくと動くけもちん、俺の穴は限界拡がり、長い種汁浣腸もらって、俺は俺はたまらなく長い長い射精に入った。

 「あくぅあ"あああーっ!!!あ!あ!いいっ、すごっあんあんあんっ!あ!あん!中がっ中がぁっ!射精いいっ!けもちん、入ってっいひぁ!お"おおおおっ!あ!お!ざーじるっ、おれのけもちん、っひあ、あく!おう!とまんねぇよぉっ!んん"ぁっ!もーしぬっはひ、は!は!あああーっ!!!」




*

 「じゃあ言ってくるぞ。」

 「はい、いってらっしゃいまし。」

 今日は人間さまは村の寄り合いで、遅くまで戻られない。普段はそれが寂しいが、今は堪えられないほど有難い。
確かに主人を見送ったあと、庭に出る。俺の足音を聞いて、二郎が出てくる。いつもの賢い顔が、雄の顔になってる。ぞくぞくする。
初めて使った獣の言葉で二郎を呼ぶ。


おわり


・・・

あとがき
なんか突然犬とか出してすみません(-_-;)
遊佐様、企画参加ありがとうございました!


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