謎設定1

ヤンデレ弁護士×高校生
小スカ


 一言で言えば、人質。
今の俺の状態を表すなら、それが全くもって正しい。ベッドに寝転がり、天井を眺める。
俺の親父は月見里(やまなし)組4代目。俺はその一人息子だ。俺自身はまだ高校生の身の上で、跡を継ぐだ何だは考えたこともなかった。

 それがどうして囚われのお姫様になったかと言うと、うちのセンセイのおかげである。
今、月見里組は毒島組と抗争の真っ只中だ。いざ出入り騒動かとなったところを救ったのは、うちの専属弁護士の四十川センセイだった。向こうの組に近付き、情報をあらかた引っ張ってきてくれたのだ。

 「若を私に下さい。」

 そこで、四十川センセイはその情報を渡す条件を提示した。それはそうだ、そこまで危ない橋を渡った、自身の安全の為にも当然だろう。
がしかし、センセイの示した条件は、なんと俺、だった。俺は組の大事な一人息子、これからセンセイに下手な真似は出来ない、そう人質だ。それでもし俺がセンセイのところへ行かなかったとしたら、いくつ棺桶が並ぶかは想像したくもない。

 「…センセイ、なんな訳?」
 「逃げださないように。足の筋切らないだけ良心的でしょう?」
 「…そうかよ。」

 連れていかれたセンセイの隠れ家に着くや否や、足に錠をかけられベッドの半径数メートル以上へは動くことが出来なくなった。身ぐるみも剥がれて、パンツ一丁にされてもされるがままだった。

 「綺麗な体だ。」
 「っ、センセイ…、っ、何を…っ」
 「この肌にノミが当てられる前で良かった…。あぁ…この為だけに、一体どれだけのものを犠牲にしたか。」

 センセイはうちに来てからこのとき初めて、表情を崩した。俺はそのことに戦慄した。センセイは人質に俺をもらったのではないと。






 「っ、…うぅ、しょんべん、してぇ…」

 ベッドの上で足を擦り寄せる。センセイは俺を縛り付けた後、仕事があるとかで部屋を出ていった。
それから数時間、俺はずっと尿意と戦っていた。ベッドの周り、足の戒めが届く範囲にはトイレはもちろんない。それどころかこの部屋から出ることさえ出来ないのだ。限界を越えた尿意に脂汗をかきながら、枕を抱き締める。



 「ただいま、あれ?」
 「あ、せ、センセイ…!あっ、しょんべん、しょんべんしてぇ…っ」

 しばらく、数分か数十分か数時間か経ったころ、センセイは帰ってきた。時間の感覚を失うほど、膀胱に力を込めて腹が張っていた。

 「センセイ、足の、足の取っ…て…っ!漏れるっ、漏れるぅ…っ」
 「ふふ、可愛い。」

センセイは俺の腹を撫でながら、ベッドに乗り上げてくる。俺はもう一瞬気を緩めただけで決壊しそうな腹擦られて、頭を振る。

 「漏れる、っ、あ、う…」
 「若、ああ、ずっと、ずっと、こうしたかった…」

 センセイに腹を擦られながらキスされる。ファーストキスだった。肩がびくりと跳ねる。本能的に直感した、センセイは、今まで見てたセンセイじゃない。だって、センセイ、そんな雄くさい顔したこと、

 「せん、せっ!っ、や、やめ、ろっ!いや、っふ、いやだ、っ、んふ、ん、や、ちゅ…、んん…」

口の中をセンセイの舌が蠢いて、気色悪い。俺の舌がセンセイの舌にからめとられて、唾液を吸われる。気色悪い、センセイが気色悪い。

 「ひや、んぶ、ん…んぢゅ、ぢゅう…」

腹を擦ってたセンセイの手がパンツの中に滑る。ちん毛を指で軽くすかれる。足がびくっと跳ねる。いやだと頭を振っても、センセイが食らい付いてくる。上顎をなぞるセンセイの舌、ぞわぞわと鳥肌が立つ。

 「んは…は…せ、センセイ…っ!こんなことして、ただで済むと、思ってんのか?」

漸く離された唇。互いの涎が垂れる。俺は手の甲で唇を拭った。確かに人質は人質だが、センセイにここまでされては黙ってられない。センセイは薄く笑い、俺のパンツを剥がした。

 「思ってない。もうどうなってもいい。」

センセイはそう告げて、キスした。狂ってる、そう告げようとした瞬間、ちんこ掴まれて思わず仰け反る。喉仏に噛みつかれる。

 「あ"…あひぃ…う"…」

しょんべんしたくてきつく締めた股の間に手を差し込んで、センセイが無遠慮に扱きだす。その手をはがそうとしてもきつく握られ、上下され、露出する臓器握られ、恐怖で喉奥からうっと声が漏れる。

 「う、う"ぁ、センセイ…」
 「ちゅっ、ちゅる…」

ベッドの上でもだもだと腰を振っても、頭を振っても、センセイが追っかけてくる。センセイは俺の耳の穴に舌を差し込んでねぶねぶと舐める。ぬるつく音と、今まで触られたことのない場所への刺激に気が緩みそうになる。

 「は、はひ…い"…」

尿意と恐怖にてんやわんやな股間を無理矢理揉まれる。センセイの指が玉を弄びながら、反対の手で竿をしごく。脳内はぐるぐると言葉が回るのに、股間の無遠慮な刺激に内側から蕩けていく。

 「かわいい、固くなってきた。」
 「あ!くふ、ぅう、う"…」

初めて他人にそこを触られた。自分の手よりも容赦なく、予想も出来ない。突然速く上下させたり、やんわりと指先がなぞったり、手を噛んでいないと何かを口走りそうだった。

 「あ!ん、んん、やっ、やっ、くぅ…うぅん…っ!ん!」

センセイの掌が、先っぽを撫でる。くすぐったいような、いたたまれないような感覚に唇を噛む。自分でも、だんだんと足が開いて、腰を突きだしてるのが分かる。センセイの指が動く度、腰がひくついて止まらない。

 「はぁっ、はっはぁっ、あっ、ん!ん!センセ…っ、で、出そう…っっ!っ!」
 「ふふふ、まだ我慢して。」

出るっっ、と目を閉じたところで、センセイが手を離す。なんで…っとセンセイを見たところで、にこにこしてるだけで、答えは返ってこない。腰がかくかく揺れて、湿った先っぽから汁が垂れる。

 「はぁ、あ…あ"…っく!あ!しょんべん、あ!」

呼吸を整えて、思考を切り換えようとしたところで思い出す。
そういえば、相当しょんべんしたかっ、た…!
さっきまでは射精モードで忘れていたが、そこから離れた途端、強烈な尿意が再び襲ってきた。しょんべん、しょんべん漏れるっ。

 「ひぃい!いあ!あ"…っ、あ"ぁア〜…っっ!!」
 「まだ駄目です。」

漏れる、となった瞬間、何とまたしてもちんこ扱かれはじめた。にゅこにゅこと漏らしたしょんべんなのか、我慢汁なのか分からない液体が滲む。
う、あ…目の前がちかちかする。ちんこのしょんべんモードと勃起モードが混乱する。なんだ、これ、訳が分からない。ガチ勃起してんのに、しょんべんしたい。苦しい、出したい、出したい…っ!

 「あひぁっ!あっ!触っ、だっ!!う"ぅううう〜っ!おぁっ!あんあひぁっ!あっ!」

足を突っ張って、またちんこ扱きに耐える。腹痛い、しょんべんしたい、ちんこ気持ちいい、気持ちいい、苦しい、気持ち悪い、怖い、気持ちいい、色んなのがぐるぐる回る。また射精モードに近付く。

 「ああ"っ!今度こそっ!出るっ!出るぅううううっ!あっ、あっ!!?」
 「はい残念。もう一回。」

今度こそっ!と力を込めた瞬間、またしても手を離される。もう今にもなにもかも決壊しそうなのに、ラストの一歩が与えられない。いやいやと頭を振って、腰を突きだす。

 「しょ、しょ、しょんべん、だけ、っ!!?あ!あっ!!?も、いやだぁあっ!あっ!あひっ!あ!」
 「浅ましいですね、お漏らしをねだるなんて。」

今度はしょんべんだけでもと力を入れたところをまた扱かれる。歯くいしばって、足突っ張って、涙で視界が眩む。出る、出そう、出せない、何にも、何にも出せない、っ頭おかしくなる…!

 「ひぎぃい…頼む、頼むからぁっ!おねが、出させっ、て!〜〜〜っ!!!やぁ、も、やだぁ〜っ!!!」
 「っ、もっと、もっと、壊れたら許してあげます。」

またしてもの寸止め。一発ぶしっと、何か分からない液体が吹き出る。頭もちんこもパニックで、がくがくブリッジしながら衝撃に耐える。出したい、出したいの、楽になりたい、涎も鼻水も涙もでろでろなのに、センセイはべろ、とほっぺた舐めてキスしてきた。

 「ふぎぃいっ、い!あ"ぁうぉおお〜っ、おっ、ひぐ、ひ」

しょんべんが出そうになると、また扱き再開。下半身がずっとひゅんひゅんして、気持ち悪い。センセイに口を探られながら、大股開きのがに股で、しょんべん待機か射精待機かのポーズをとった。

 「これから先、ずっと何があってもここから出ないと誓えるなら、楽にしてあげますよ?」
 「ちかひまひゅうっ!も、なんれも、なんへも、おねが、だひたひっ、ひぐ、いっいぁっ!あ!えぁっ!」

がくがくと頭を縦に振る。今度はセンセイに扱くのを止められなかった。未だ感じたことのない、体の突き上げを感じる。あにこれ、目の前がぐるぐるする、がく、がく、と腰を上に向けて、力を込めた。出る、く、る、

 「あ"ぁああ"ぅううう〜っ!!!あうっ!あっ!!?あっ!!?あひぁうう"〜っ!ううぅーっっ!」

…出てきたのは勃起してるのに、しょんべんだった。腰をかくかく振りながら、遠くまでしょんべんを吹き上げる。
はひはひ仰け反りながら、射精モードで失禁した。手の色が白くなるまで握りしめて、気持ちよすぎるお漏らしをずっとずっと感じていた。


おわり


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