口アクメ

 人と違うと気づいたのはつい最近。ただの猫舌と思っていたけど、熱いのは勿論冷たいのも食べれないのは猫舌とは違うと気づいた。
どうも人より何倍も口が滅茶苦茶敏感なのだ。

 「ん、ふ、ん」

俺の感じるところは、唇、舌の表面、舌の裏側、顎の裏側。頬裏はそこそこ。
口いっぱいにちんぽをくわえているだけで、俺の股間ははち切れそうになる。ちんぽは熱くも冷たくもないから、気持ちいい。顎の裏側にちんぽが擦れる度、腰がゆらめく。

 「はひ、は、ひ」

頭を捻りながら、いろいろな角度で吸い付く。敏感で赤くうれた唇がちんぽの固さと擦れて、舌を硬度と質感を持ったちんぽが重なる。

 「んぶ…っ!」

頭を押さえられて、喉のまわりの粘膜にまでちんぽが擦りつける。食道の入り口ちんぽが触れて、俺のちんぽが射精した。口の奥、喉の回りのピンクの粘膜がひきつるように快感を拾い上げる。

 「んふ!ん!んあう…」

ぞくぞくと口アクメ極めていたら、喉の奥にザーメンが叩きつけられた。熱いのが喉の奥、食道の入り口を通過して飲み下しながら背筋が冷える快感に失禁した。



 「…あえあ」

今日ごほうびは、顎の裏側をフォークで引っ掻く。らしい。
だらしなく涎を垂らしながら、口を大きく開ける。

 「ひっ!」

冷たいスプーンが舌先に乗ったとき、期待と衝撃で全身が跳ねた。こ、このとがった先が、俺の、上顎の、裏、を。

徐々にフォークの角度が上がり、先がそ、と顎の裏側に触れた。

 「…ひっ!!!あ!」

顎の裏側に確かに、フォークの尖りを4つ感じる。浅ましくもフォークに舌を絡めると、フォークが少しだけ引っ掻いた。

 「んあーっ!あ゛!」

目を閉じて、フォークに集中する。過敏で熟れて疼く粘膜を、フォークなんて鋭利な刃物が刺激するから、快感を感じすぎる。

 「っ!!!」

顎の裏側、歯の骨で段差になっているところをフォークがとん、と下りたとき、背中をぞくぞくと電撃がかけ上った。脳天まで衝撃がきた。

 「う、え、あ」

フォークの尖りが、とん、と顎の裏を刺激するたび、変態みたいに見悶えるしか出来ない。舌にはフォークの背が触れて、全身汗びっしょりになりながらフォークの感覚を追った。

おわり


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