ロストガール | ナノ

※もしも賭けで主人公が勝っていたら









「うそだうそだうそだうそだうそだうそだろ。ぜぇーたいありえねぇ!!」

「残念ながら現実だから」



今日はあの賭けをして一週間近く経った日、5教科のテストがみんな返ってきた。私の点数は意外と良くて、なんとすごいことにあの佐久間と源田に勝ったのだ!あまりに予想外のことに私はテストを受け取った瞬間ガッツポーズをした(それを鬼道に見られて馬鹿にされたような目で見られた。そういえばあいつ学年トップだった。ちくしょう羨ましい)。佐久間と源田は予想外の結果にかなりびびっていたようだ。私が点数を言うと二人ともええええええと悲鳴(?)をあげて顔をひきつらせた。そんなに私って見た目馬鹿なんだろうか。



***^p^***




てな訳で只今罰ゲームを実行中なのである。今は佐久間が罰ゲーム中だ。私と源田は佐久間が鬼道に交渉みたいなことをしてるのを遠目から見ていた。



「おー…頑張るね佐久間も」「あいつも良く素直にやったな」

「絶対やるっていう条件だったからね。あ、鬼道逃げそう」

「おお、佐久間も必死だな」

「なんか言ってるね。こっからじゃあ良く聞こえないけど」

「…多分"俺のお願い聞いてくれたら何でもします"みたいなこと言ってるっぽいな」

「必死だね」

「必死だな」

「…あっ!マント剥ぎ取った!」

「おお、すごいな佐久間!…あれ、なんかこっち来るみたいだけど…」

「え…それってまずくないか?」

「まずいな。佐久間のことだから俺達のせいにしかねない」

「よし逃げよう!」



***^p^***
※ここから下ネタあります





佐久間が鬼道にこてんぱんにされてみっちりしかられた後、次は源田が鬼道の机の中にエロ本入れる番になった。源田は泣きそうな顔をしていたが佐久間が「俺よりはマシだろ」と励ましたので何とかなった。うん確かにマシだ。ところでエロ本をどうやって手に入れようか、という問題に突き当たったのだが、佐久間が「あ、俺持ってきた」とか言って鞄から普通に18禁のエロ本取り出したからびびった。まあそこらへんは触れないでおく。とりあえずエロ本は手に入ったので放課後、源田に入れさせに行った。そしてパターンだが私と佐久間は源田を遠目に見ていた。



「源田頑張るなあ〜。あいつエロ本もまともに見たこともないのに」

「この歳でエロ本をまともに見てるのお前だけだと思うよ」

「普通じゃねぇ?桃原お前見たことないのかよ」

「ない。見たくもないし」

「今度貸してやるよ。つーかお前エロ本なしで良く生きられるな」

「はあ?何で?」

「オカズどうしてんの?エロ本見て普通やるじゃん」

「い、いや、あの…」

「あ、もしかして妄想派?」

「あっ!源田戻ってきたよ!」

「お、本当だ。お疲れ源田。どうだった?」

「とりあえず鬼道から隠れたい気分だ」

「まあそうだろうな。…ってあれ?なんか鬼道も戻ってきたぞ」

「予想外に早くバレそうだな」

「あ、気づいた」

「おお、手にとったぞ」

「ここからどうすんだろ。…あ、なんか鬼道顔赤くね?」

「鬼道もしかしてああいうの慣れてないんじゃないのか?」

「マジか。……あ」

「どうした?」

「やばい…目合った。…うわこっち来るんだけど…」

「え、まずくね?」

「逃げた方がいいよなこれ」

「うわ、ちょ、鬼道走ってきたし!」

「うわっ!逃げろ逃げろ!」

「おま、早く行けよ捕まる!」





「お前らあああああああああああああああああああああああああああああああ」









ごめんなさい\(^p^)/orz
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