シークレット・エンド | ナノ
「そういえばさ、テオってどこで剣術習ったんだ?」
「(ギクッ)い、いや…育ててくれた人が教えてくれたんだ」
「育ててくれた人?親じゃないのか?」
「お、俺は…孤児だから」
「孤児?ああ、だから姓がないなか。それにしてもテオを育ててくれた人は大分身分の高い人だったんだな」
「へ?」
「だってテオの剣術、ちゃんと型があるし、動作に無駄がない。これは我流じゃ身につかない技だし…こんな剣術身につけられるの、身分の高い人ぐらいだろ?」
「い、いや…それは……そ、そういえば、ガイの剣術も見たことないな!独特だし、ああ、もしかして我流か!?」
「(ギクッ)えっ!?あっ、おっ俺の剣術はっ…あ、が、我流だな!そうだな我流だ!」
「そっか!どうりで見たことないと思ってたよ!」
「「ハハハ!」」


「(危ない危ない…まさか剣術だけでわかるとは…)」
「(あーびっくりした…危なかった…)」
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