リハビリ | ナノ
「あ、」
「あ」
「静雄くん。なにしてるんこんなとこで」
「いやお前こそなにしてるんだ。今学校の時間じゃねーのかよ」
「いやいやあ、私ってば運動音痴みたいな?なので体育なんてしかも持久走なんて?皆さんに迷惑かけちゃうかなーって思ってわたくしは休んだのでござる」
「つまりはサボりか」
「アイヤー!そんな聞き覚えの悪い言い方はナッシングよ!静雄くん!」
「(どこの中国人だ)…あ、今から飯食いに行くんだけどよ、一緒に行くか?どうせ学校戻る気ないんだろ」
「あらま。まあ健全な青年にそんなお誘いされちゃったら行くしかないわヨネー。どこにでもお供しますぜ師匠!」
「はいはい。じゃあ行くか」
「ちなみにどこへ食べに行くのですか師匠」
「寿司だ寿司」
「キャーもしかしてロシアかしらしら?らららー」
「おう」
「フハハー素晴らしいね。さすが静雄くん。あなたのセンス私大好きさー」
「どうも」



(…よくあの子と会話出来るな)
「静雄はもうツッコミを入れることを諦めてるんだよ。セルティもそうしたら?」
(あんなのが隣で騒いでたらなんか言わないと気が済まない)
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