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語彙説明

四大家
雷門鬼道財前吉良の四家を指す。四家共に強い権力を持った家である。権力の安定化を目的に家同士で縁談をしたり友好関係を築こうとしている。しかし自らの家に誇りを持つあまり争いも絶えず、長い間対立している。

結び名(むすびな)
女性が嫁いだときに配偶者より与えられる名のこと。生来の名(姓名)をそのまま与えることは原則上禁じられているが強制ではない。結び名が与えられるとそれまでの姓名を捨て生涯その名を名乗り続けなければならない。

狐女(きつねめ)
娘に化けて他の家へ嫁いだ男子のこと。本来の目的は働かせる男手を内密に提供することであり、家同士の了解を得て嫁がせる。嫁いだ後も女として生きてゆくことになる場合もあるため、特に容姿が女性的な男子は幼少より女として育てられることもある。

また一部の家間では狐女を嫁がせることにより、子を作らせず血筋を絶つことを目的として送られることも。これは標的の家を没落させようとする対立関係からくる策略であり、この場合狐女は家流し(※↓)に合わないためにも男とばれる前に、弱みを握ることが必要である。

家流し(いえながし)
妻が夫から追放されること。主に狐女が追放されることを指すがめったに行われない。


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